靴や衣類……、私の「ニオイとの闘い」!【Martist滝野香織】

みなさん、靴や衣類のイヤ~なニオイに悩まされていませんか?「せっかく洗濯したのに何だかにおう……」「部屋干ししたらタオルと肌着だけやたら臭い……」「子どもが帰ってきたら、玄関に靴のニオイが充満」。これらは、料理は得意だけれど洗濯があまり得意ではない私の実話です(笑)。
今回はそんな「ニオイとの闘い」の、私の対処法をお話しようと思います!


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まずは、「部屋干し臭」。気温が上がってくると、ますます臭いがちですよね。特に気になるのは、古いタオルと肌着……。これらは雑菌の繁殖が原因とよく耳にします。この対処法で最も効果を発揮したのは「お湯」です!「湯洗い」です。「煮洗い」とも言いますね。熱で繊維の奥に潜む雑菌を死滅させる方法です。やり方は簡単で、洗濯用のバケツか洗面器などに沸騰寸前のお湯(60℃以上)を入れ、臭いがちなタオルや肌着などを入れます。5~10分、60℃以上をキープしたいので量によっては差し湯をします。その後、絞ってから、普通にお洗濯。すると、びっくりするほどニオイが消えました!


我が家では洗濯バケツはシリコン製の折りたたみタイプを使用しています。生活感の出やすいバケツも折りたたみならすっきり収納できますよ。カラーは洗面所の色味に合わせて選びました。
ただ注意が必要で、多くの衣類は40℃以上のお湯で洗ってはいけないと品質表示に書かれています。化学繊維などに熱湯をかけると縮んだり、しわしわになって、ダメになってしまうものもあります。綿100%も40℃以上はNGな場合があるので、「まだ使えるけれど失敗したら処分できます!」というものから試してみてください。靴下もかなりおすすめです。そして熱すぎるとバケツがダメになってしまうので、ご注意を。
また、たくさんのものを一気に湯洗いしたい場合は、浴槽または洗面台に最高温度(我が家は60℃)で5~10㎝お湯を張り、さらに沸騰直前のお湯を洗面器1杯分くらい足して、そこに臭うものを漬け込みます。排水しながら絞れるのでとっても楽ちん!
湯洗いすると、タオルは繊維が寝てしまいがちなので、しっかりふりさばいてから干してくださいね。ふかふかになりますよ。

 

次は「スニーカーのニオイ」。洗えばいいのですが、毎日はなかなか洗えないですよね。消臭スプレーは星の数ほど売られていますが、最も効果的だったのは「ドーバーパストリーゼ」!つまり高濃度アルコールです!スニーカーのニオイも雑菌の繁殖が原因。それならば高濃度アルコールで死滅させればいいのです。さらにアルコールは揮発性に優れているので、ニオイの元を抱きかかえて蒸発してくれます。
帰ってきて靴を脱いだら、中に入り込んだ砂を出してから、シューッとするのが我が家の決まり。だからパストリーゼは食品添加物なのに玄関に置いています。ちなみにパストリーゼを直接足の裏に擦り込むと、足裏のニオイは消えます。

「自分のことは自分で」がモットーなので、帰宅したら子ども自身が作業します。

「ドーバーパストリーゼ」は玄関の靴箱の上に。玄関グッズはアイアンのカゴにまとめて収納。昔は靴箱内にしまっていましたが、今は使いやすさ優先です!

「湯洗い」と「ドーバーパストリーゼ」のいいところは、ケミカルでないところ。コストパフォーマンスが高いところです。小さいお子様やペットがいても安心です。

部屋干しのぶり返し臭に悩んだら「湯洗い」を、スニーカーのニオイに悩んだら「ドーバーパストリーゼ」を、ぜひ試してみてほしいです!

取材・文/滝野香織


滝野香織
管理栄養士

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