近藤千尋さん「パパも“手伝う”ではなく同じように育児してほしい」

ちぴちゃんこと近藤千尋さんがプロデュースする子ども服ブランド「AJUGA.」(アジュガ)。3月6日、AJUGA.を中心としたStomp・Stampの新たなコンセプトショップが渋谷にオープンしました。オープン直前、忙しく準備中のちぴちゃんをキャッチ!

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「ここ渋谷スクランブルスクエアはラグジュアリーからカジュアルまですべて揃うし、ベビーカーも押しやすくていいですよね。ベビーとゆったりお買い物できる場所が渋谷に増えて、個人的にもうれしくて!AJUGA.はこれまではセレクトのアイテムが多かったのですが、今回からいろんなブランドともコラボさせていただきました。ひとりのママとして、『こんなのがあったらいいな』と思うアイテムをたくさん作りました」その言葉通り、例えばこちら。

「水も空気も漏らさない素材を使っています。濡れてしまった服やスイムウェア、捨てそびれたジュースの紙パック、あとはおむつの袋を忘れた時だって、洗えるから直接INできます。コンパクトに畳めるのでバッグにいつも入れています」

 

服も、ただオシャレなだけではなく今の時代にフィットするよう、ちぴちゃんの想いとこだわりが詰まったものばかり。

 

「AJUGA.の服は、組み合わせ次第で男の子も女の子も着られるユニセックスが基本です。あとはパパもママと同じ気持ちで育児に取り組めるように、グッズもユニセックスで展開しています。パパにも、育児を『手伝う』という感覚ではなくて、同じだけやってほしいんですね。我が家も夫は50%育児をやっていると思うし、そういうお家が増えていけばいいと思っています」そうこうしていると、話題に上ったちぴちゃんの夫・ジャングルポケットの太田さんがふらりと来場!お店をうれしそうに見学しながら、夫婦でおしゃべりする姿に、仲良し度が伝わってきました。

「パパもママもちょっとでも肩の力を抜いて、楽に子育てできたらな、と。そんな気持ちで作っています」と、太田さんの傍で笑顔のちぴちゃん。

 

オン・オフの境目のない、
長く愛せる服を作りたい

外出しづらい今だからこそ、そしてこの時代に合わせて、デザインする上でこだわったことがあるそう。「子育てしていると、お昼寝の時間があったり、午後はちょっとだけ公園へ、お買い物へと家と外を行き来することが多いですよね。とはいえ家で過ごす時間も長いから、パジャマにもなるくらい着心地が良くて、でもそのままお出かけにも対応するような服が作りたかったんです。生地感にこだわり、木のボタンを採用したりチープに見えない工夫をしています。忙しいとコーディネートを考えるのも大変だから、合わせやすさにもこだわりました。

あとは、たくさん服を買うというよりは、お気に入りを長く大切に着たいと自分自身も思っていて。子ども服でも、例えば小さいときはワンピース、大きくなったらトップスになったり、1人目が男の子で2人目が女の子でも受け継いでいけるようなアイテムもデザインしています」

そして、前回も大ヒットしたというパパママバッグは、オールブラックで登場。「ベビーカーにかけられるようになっているのと、三層構造で荷物を大人用・子ども用など分けられます。ちょっとした旅行にも行けるくらい大容量なところもポイント。中にはドリンクホルダーも付いています」

 

プライベートについても話を伺うと、最近下のお子さんの「イヤイヤ期」が始まった、とのこと。「上の子にはイヤイヤ期がなかったんですよ。もうすぐ4歳なのですが、大変と思ったことがなくて。だから余計に、下の子は宇宙人なのかな!?って思うことも多々(笑)。でも逆に楽しく、未経験だった『床でバタバタ』を見ながら、やりがいある育児を経験中です(笑)。今はマネージャーさんやパパの支えもあって、仕事と育児もちょうどいいバランス。これからも感謝を忘れず、バリバリ働いていきたいなと思っています!」

そんなちぴちゃんのショップは、渋谷駅から雨でも濡れずに行ける渋谷スクランブルスクエアの9Fに。ギフト探し、我が子用にと重宝するお店になりそう。2児のママとして、イヤイヤ期に立ち向かいながら、楽しみながら生まれるデザインにますます目が離せません。

 

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AJUGA.shop in StompStamp

東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア9F
(渋谷駅直結・直上/地下出入口番号 B6出口)
営業時間:11:00~20:00 不定休

 

撮影/相澤琢磨 取材・文/有馬美穂