おしゃれで人気の「ベビーベッド」おすすめ10選!選び方や装飾グッズも
産院から退院したその日から必要な赤ちゃんの寝床。安心・快適に過ごすには、やはりベビーベッドが必要です。場所をとるアイテムなので、部屋やライフスタイルに合ったサイズ、機能を備えたベッドを慎重に選ぶことが必要。出産準備中の方々の参考になるよう、選び方のポイントやおすすめベビーベッド、ベッドに後付けするオシャレグッズをご紹介します。
ベビーベッドって必要?
・まだ首が据わっていない赤ちゃんが落下するのを防止
まだ首が据わらず寝返りがうてない小さな赤ちゃんでも、上下に少しずつ移動してベッドから落ちてしまうということもあるよう。そういったことを防止するためにも、柵付きのベビーベッドが安心です。
・寝ている時、親が赤ちゃんにぶつかってけがをさせないため
親子が一緒の布団で寝ていると、親の体が赤ちゃんに当たったり、赤ちゃんを下敷きにしてしまう可能性があり危険です。また、赤ちゃんがうつ伏せになってしまった場合、大人用の柔らかい布団だと顔が埋まって窒息してしまうこともなきにしもあらず。赤ちゃん用の布団が敷かれたベビーベッドならそのような心配がありません。
・床から離れているのでほこりやダニから防げる
床や低めのベッドで寝かせると、どうしてもほこりの影響を受けやすくなります。繊細な赤ちゃんをほこりやダニから守ってあげられるという点でもベビーベッドがあると安心です。
・おむつ交換が楽
床でのおむつ換えは屈むのでママやパパの腰への負担がありますが、高さのあるベビーベッドの上でなら立ったまま行えます。寝ている赤ちゃんを抱き上げるのもベビーベッドのほうが断然楽。毎日何十回と行うことなので、ベビーベッドの必要性を感じるシーンのひとつでしょう。
・収納スペースやベビーサークルとして利用することも
ベビーベッドの下が収納になっているものが多く、そのなかにおむつや赤ちゃんグッズを入れるという人が多数。また、赤ちゃんが寝なくなったら、おもちゃ入れとして使ったり、ベビーサークル代わりにして赤ちゃんを入れておくスペースにしたりと、意外と長く活躍させられるものも増えています。
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ベビーベッドはいつからいつまで?
・退院後から取扱説明書にはだいたい生後24カ月まで
退院したその日から赤ちゃんの寝床は必要なので、それまでには用意しておきましょう。通常サイズのベビーベッドの取扱説明書には、生後24カ月までと書かれていますが、ベビーベッドで寝てくれるか否かは、個人差が大きいのでこればかりはなんとも言えないのが現実です。
・つかまり立ちを始める8カ月ごろに辞めるという人も
つかまり立ちを始めると、立っても落ちないようにベッドを一番低くする必要があり、そうなるとベビーベッドのメリットを感じられにくくなるため、使わなくなる人が多いようです。もっと早い段階で、赤ちゃんがベビーベッドを嫌がったり、親と一緒に寝てしまうほうが楽だからと使わなくなる場合も多く見られます。
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ベビーベッドの選び方
・「PSCマーク」と「SGマーク」が両方ついているか
「PSCマーク」は、国の定める技術上の基準に合格した製品に付けられるマークで、これがなければ販売できません。また、「SGマーク」は製品安全協会が定める基準に合格した製品に付けられるマーク。万が一、欠陥による人身損害が発生した際に、賠償措置が実施される可能性もあります。赤ちゃんが安全に使えるように、購入前には必ず「PSCマーク」と「SGマーク」の有無をチェックしましょう。海外製品の場合は、その国の安全基準を満たしているかをチェック。
・ベッドに使用されている素材が安全か
ベビーベッドは赤ちゃんが触ったり舐めたりするものなので、素材や塗料もチェック。木製が多いと思いますが、ひび割れやささくれになっていないか。また、ニスなどの塗料が安全なものかも確認しておくと安心です。
・サイズ感が寝室に合うかどうか
レギュラーサイズのベビーベッドは120cm×70cm。寝室の広さに対して大きすぎる場合はミニサイズのベビーベッド(90cm×60cm)を選ぶのが賢明です。使える期間は短くなりますが、その頃には親のベッドでも寝られるので、無理やり大きいサイズを入れなくていいでしょう。最近の住宅事情を考えると、通常サイズよりミニサイズを選ぶ家庭も多いようです。
・ベッドの高さがお世話をするのにラクか調節できるか
ベビーベッドにはハイタイプ、ロータイプと高さもさまざまあります。高さはあるほうが腰への負担は少ないですが、座ってお世話するならロータイプがベター。大人のベッドと並べる場合は、ベッド同士の高さと合っているほうが便利だったりもします。お世話する人の身長によっても違うので、高さを調整できるタイプを選ぶことをおすすめします。
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「多方向に開閉する」おすすめベビーベッド
多方向に開くと回り込まなくていいので、おむつ替えや抱き上げるときに便利です。ベッドの手前側と足元側が開くツーオープンのものが定番ですが、なかには両側面と足元が開くというスリーオープンタイプもあり。
YAMASAKI スリーオープンベッド b-sideDX ¥44,000
赤ちゃんとの添い寝に便利なベビーベッド。両面スライド開閉のスリーオープンになっているので、赤ちゃんをベビーベッドに寝かせてあげるときや、抱き上げるときに便利なのはもちろん、パパとママのベッドの間にベビーベッドを置いて使うことも可能です。
YAMASAKIコンパクトベッド ツーオープン ミニベッド ¥34,100
床板の高さを70cm・45cmの2段階に調節できる日本製ベビーベッド。楽な姿勢で赤ちゃんのお世話ができるハイタイプで、用途に合わせて、ベッドの手前側と足元側、2カ所の柵を開閉できます。コンパクトサイズなので部屋の移動もできて便利。
「高さ調節ができる」おすすめベビーベッド
多くのベビーベッドが高さ調節可能。使う人の背の高さや子どもの成長につれて高さを変更できます。高さを一番下まで下げたら、ベビーサークル代わりになるものも。
カトージ ハイポジション ベビーベッド アーチ¥25,300
シンプルなデザインと買いやすい価格で読者にも被り率の高いカトージのベビーベッド。あまり腰を曲げずにお世話ができるハイタイプのベビーベッドは、床板を約75cm・70cm・65cmのハイポジションで微調整できるので、背の高い人も低い人もちょうどいい高さで使えるのが特徴。赤ちゃんがつかまり立ちをはじめたら、床板の高さが43cmのロータイプベッドにも変更できます。
カトージ ミニタチベッド パンジー ¥21,780
床板の高さを55.5cm・47.5cm・23.5cmの3段階に調節できるミニサイズのベビーベッド。頻繁におむつ替えをする時期は上段に、つかまり立ちをはじめたら下段にと、赤ちゃんの成長に合わせて長く使えるのが特徴。狭い部屋にも置けるサイズ感も◎。
ファルスカ ベッドサイドベッド 03 ¥24,200
赤ちゃんとの添い寝に適したベビーベッド。手前側の柵を外せるうえ、床板の高さを9段階に細かく調節できるので、大人用ベッドに近づけて設置可能。大人用ベッドとベビーベッドを固定できる、セーフティベルトも付属しています。
「変形してキッズベッドにもなる」おすすめベビーベッド
赤ちゃん〜キッズ、ジュニアまで使える変形型のベッド。大人とは別に寝かせる家なら、ベビーベッドの次に子ども用ベッドが必要になるので、1つで長く使えるのは魅力です。
ストッケ スリーピー¥132,000
ストッケの楕円形のベビーベッドはママたちの憧れ。付属のキットでミニベッドに組み替えができ、別売りのジュニアベッドキット¥22,000を取り付けると、10歳頃まで使えるジュニアベッド(画像3枚目)に組み替えできます。マットレスの高さは4段階に調整可。
ホップル ベベッド ベビー¥64,900
添い寝ベッド、ベビーサークル、キッズベッドなど、1台で6役使える新しいスタイルのベビーベッド。高さは3段階の調節が可能。ベベッドのシリーズ「newborn」と組み合わせれば、ジュニアベッドにもなります。
リエンダー ベビー&ジュニアベッドセット¥187,000
子どもの成長に合わせて形を変えて使うことができるリエンダーのベビー&ジュニアベッドセット。高さを変えたり、柵を取り外したり、また長さを変ることもできるので、小さいうちはベビーベッドとして、そして成長してからはジュニアベッドとして使えます。※価格は大型送料込み
「折り畳めるタイプ」のおすすめベビーベッド
旅行や祖父母の家に頻繁に行くような場合、折り畳みベビーベッドという選択肢も。コンパクトなぶん、使える時期は限られています。
アップリカ ココネルエアー¥28,600
大人1人で簡単に折り畳める人気のベビーベッド。ベッドの柵は、赤ちゃんの手足が当たっても安心のやわらかいメッシュガード仕様。床板の高さを下げればベビーサークルとしても使用可能で、折り畳めば車のトランクにも収納できるコンパクトサイズにまとまり、旅行や帰省先へ持ち運ぶこともできます。
カトージ ミニベビーベッド 折りたたみ(グレー)¥21,780
グレーカラーがオシャレな、ミニサイズのベビーベッド。折り畳むと厚さ14.5cmにまでコンパクトにできるのが特徴。使っていないときには家具のすき間などに収納できるため、部屋を有効活用できます。
「ベビーメリー」でベビーベッドをオシャレに
オルゴールなどの優しい音楽が流れ、かわいいおもちゃがくるくると回るベッドメリー。赤ちゃんの五感を刺激するのはもちろん、寝かしつけにも役立つアイテムです。
パリ発、ゆたかな眠りのために作られたオルゴールのブランド。エコテックス認証を取得した生地を使い、フランス国内で丁寧に作られたメリーは、トレンド感のあるテキスタイルデザインでインテリアに映えます。メリプー ミュージカル・モビール¥11,000
フランスで創業70年の歴史を持つ、赤ちゃんのためのインテリアブランドSAUTHON(ソトン)は、良質で流行に左右されないデザインが人気。グレイッシュカラーのモビールは男女問わず使えるのも◎。ソトン ミュージカル・モビール ベビファン¥9,350
ふんわりした雲がもくもくと宙に浮き星や月がキラキラと煌きます。ベビーベッド期が終わっても、子ども部屋のインテリアとして使えそうなデザイン。お手頃価格も嬉しい。クラウドメリー スター&ムーン¥2,980
「ベビーベッドガード」で可愛く赤ちゃんをガード
寝返りを打ったときなど、ベビーベッドの柵に赤ちゃんの頭や手足が当たるのをやさしくガード。ベッドを開閉したときも邪魔にならない作りのものを選んで。
最近人気の三つ編みデザインのマルチクッションをベッドガードに。丸めてクッションとしても使え、ベビーフォトに活用する人も。2m ユニコーンカラー 4つ編みマルチクッション ベビー プロテクト ロープ¥8,200
可愛い雲型のベッドガード。四隅がスナップボタンですべて取り外せる設計になっています。例えばベッドの柵を上下に開けて赤ちゃんのお世話をするときに、開けるほうのガード面だけを外して使用することができます。ミニベッド用のサイズもあり。ベビーベッドガード クラウド レギュラーサイズ¥4,480
高さがあるのでエアコンや扇風機、ヒーターなどの直接の冷風や温風から赤ちゃんを優しく守ってくれます。シンプルな星柄が◎。ミニベッド用のサイズもあり。ベビーベッドガード トゥインクルスター レギュラーサイズ ¥3,180
ワニ型のロングピロー。子ども部屋のデコレーションはもちろん、185cmとたっぷり長さがあるので、ベビーベッドのぶつかり防止にも使えます。ワニさんクッション¥5,400
憧れの「天蓋」でベビーベッドを仕上げて
天蓋があれば可愛いベビールームが完成するのはもちろん、余計なものが視界に入らないのでぐっすり眠れる効果も。ベビーベッドを卒業したら、キッズスペースのキャノピーとしても活躍します。
コットン素材のロング丈。オシャレなくすみカラーが8色も揃っているので、部屋の雰囲気に合わせて選べます。くすみカラーのモスキートネット・ハングドームネットカーテン¥5,280
レース付きの天蓋で一気にプリンセスベッドに。出産祝いにも喜ばれそう。余計なものが視野に入らずゆっくりぐっすり眠れること間違いなし。レースシフォンベッドカーテンドーム¥6,280
天蓋、星形クッション×1、Jフックの3点セット。天蓋とクッションは麻レーヨン素材&ナチュラルカラーで部屋になじみやすいのも◎。キャノピーはサークル型のワイヤー枠にリボンで結ぶだけの簡単に着脱できます。Angeliebeベビールームインテリア3点セット¥9,440
まとめ
ベビーベッドは大きな家具であるものの、赤ちゃんによってはすぐに使わなくなることもあり購入を悩みがちです。また、住宅事情や親の生活スタイルによっても必要なタイプが変わってきます。価格を抑えたものにするか、レンタルにするか、はたまた値は張っても長く使えるものにするか。先輩ママたちの声を聞きながらご家庭に合うものを選びましょう。
取材・文/井上さや
よくある質問
Q. ベビーベッドって、どうして必要なの?
A. 首の据わらない赤ちゃんが落下するのを防止したり、寝ている時に親が赤ちゃんにぶつかってけがをするのを防いでくれる役割もあります。
Q. ベビーベッドはいつまで使えるの?
A. 取扱説明書には大体生後24カ月までと書かれていますが、赤ちゃんにもよります。
Q. ベビーベッドを選ぶときに必要なポイントは?
A. 国の定める技術上の基準に合格した製品に付けられる「PSCマーク」と、製品安全協会が定める基準に合格した製品に付けられる「SGマーク」の両方が付いているものを選びましょう。
Q. ベビーベッドって大きいものだけしかないの?
A. 最近では折り畳みのものも登場しているので、ライフスタイルにあわせて選んでください。