【レシピ】料理家ワタナベマキさんの「私の愛するすり鉢レシピ」⑬

料理家という仕事柄、たくさんの器や調理道具をお持ちのワタナベマキさん。
そんなワタナベマキさんがこよなく愛しているのが「器としても使えるすり鉢」です。

今回は、春野菜をふんだんに使ったスープを紹介します。

うどと文旦のなます

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【材料】2人分
うど…1本
文旦…1個
米酢…小さじ2
A
米酢…大さじ1
甜菜糖…小さじ1/3
塩 小さじ1/3

【作り方】
1.うどは5cm長さに切り、皮を厚めにむいてから縦に薄切りにする。

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2.ボウルに500mlの水に米酢を混ぜ、Aを加えて加えて3分ほど置き、ペーパーで水けをふく。

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文旦は皮と薄皮をむき、2〜3等分に割る。
4.すり鉢にAを混ぜ合わせ、を加えて和える。

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「しゃきしゃきした食感がくせになるうどは、3月から5月にかけて旬を迎える山菜です。皮を厚めにむいてアクをぬき、雑味を取り除きます。爽やかな文旦と合わせて、春らしい一品に」

前回の記事はこちらから(あさりと春キャベツの花椒スープ)

【PROFILE】
ワタナベマキ:料理家。グラフィックデザイナーを経て「サルビア給食室」として料理家の活動をスタート。著書多数。新刊は『ワタナベマキの10の定番弁当』(扶桑社)。
Instagramアカウントは@maki_watanabe

撮影/馬場わかな 文・構成/高田真莉絵