【見るだけで目がよくなる写真】ガボールパッチって知ってる?

ガボールパッチとは、ぼやけた縞模様のこと。写真の中にこれを探して見ることによって視力回復を促すトレーニング。2017年にニューヨークタイムズ紙に効果が紹介されて以来、注目が集まっています。

トレーニング法は? 写真に隠された5個のガボールパッチを探してみてください

それぞれの写真に5個ずつ隠されているガボールパッチ(円形のぼやけた縞模様)を探してぼやけた縞模様のコントラストを鮮明にするように、よく見ます。1日1回、 3分程度続けて。ぼやけた縞模様を探すことによって、普段は 見えにくいと感じているものを判別する能力が高まります。写真の中の水面の縞模様など様々な線を見ることも同様の効果が。

画面で、またはプリントしてお使いください。

画面で、またはプリントしてお使いください。

姉弟Dr.が監修しました

現代人はデジタルデバイスの普及でピントは絶えず「近く」、しかもその対象が「光っている」状態。生きるのに必要な情報を外界から得るために「視る」状態から、多種多様な情報を過剰に目に流し込む状態に変わりました。この偏った使い方を変えるため意識して「視る」ことが必要です。このトレーニングは、眼病の早期発見や脳の活性化などにも役立つので、是非!

医学博士 日本抗加齢医学会専門医 日比野佐和子先生
医学博士 眼科専門医 林田康隆先生(撮影/川上尚見)

2021年『美ST』6月号掲載 取材/安西繁美 編集/矢實佑理

美ST