動画でわかる!顔に立体感がなくなってきた……お悩みを岡野瑞恵さんが【ベースメーク】で解決!

線維筋痛症と闘いつつ美魔女と仕事・育児に奮闘中の大谷さん。ナチュラルメークが基本ですが、仕上がりが平面的な顔になってしまうのが悩みだそう。年齢を重ねるほどに骨格も変化して顔の立体感は確かになくなって きます。色白肌の方は、肌色に合わせたファンデを均一に塗ってしまうと立体感が損なわれるし、濃い色のチークを入れると肌色とのコントラストが強すぎて逆に浮いてしまいます。ファンデは肌色よりワントーン暗めに、チークやハウダーは健康的なオレンジみのある色を選ぶとヘルシーであか抜けた印象になります。 顔の余白をほどよくぼかすことで、さりげない陰影と艶やかな光の効果で、立体感のある顔立ちに仕上がりますよ。

まずは岡野メークを動画でチェック!

【今月のテーマ】

顔に立体感がなくなってきた

白肌さんは特に自分に合う色のファンデの使用で平面的に仕上がってしまう傾向が。また、肌悩みを隠そうとさらに重ねて厚くなり丁寧にメークしたのに、なんだかのっぺりした印象に。目指したいのは、メリハリのある引き締まった立体的な顔。ほんのり上気したような血色感や光をプラスして、美魔女の大谷さんもヘルシーで今っぽい印象に。

\使うのはこれ/

(右)ムースのような質感からベルベットのようなパウダーに変化、心地よく馴染み内側からにじむような自然な血色感を演出。¥4,070※一部数量・店舗限定(NARS JAPAN)、(中)粉感を感じさせないのに、気になるノイズを巧みにぼかし肌の透明感を整えながらナチュラルなマット肌を叶える新 パウダー。¥5,610(パルファン・クリスチャン・ディオール)、(左)肌の水分量に合わせて発色が調整されるスティック状のバームチークカラー。健やかなツヤを与えるゴールドカラー。 ¥5,500※数量限定(パルファン・クリスチャン・ディオール)

ベースメークの
Okano’s Point!


肌色コントゥアで

透明感のある立体小顔

 

 

ヘルシーな血色を仕込むチークに重ねるコントゥアパウダーは、肌より一段落したベージュ系がおすすめ。顔の余白をさりげなく自然に埋めることで、やわらかな陰影で引き締め効果も。仕上げにハイライトで光を足すと、透明感がアップしてメリハリある小顔に。

【今月の美魔女】

大谷美子さん(42歳)

全身に激痛が走る、線維筋痛症を発症。現在も治療と子育て、プライベートサロンの経営を両立させながら、援助や配慮の必要を知らせる「ヘルプマーク」の普及活動まで奮闘中。

セパレートの洋服は、ついついシックな色にまとめがちなのですが、ワンピースは明るい色にも気軽に挑戦できるので好きなスタイルです。忙しい朝に迷わずコーデできる点も便利です。

\遠近メークの仕上がりがこちら/

肌をワントーン落とし、肌色コントゥアで立体的でヘルシーな小顔に

透明感のあるヘルシーな小顔印象でカジュアルも頑張りすぎず品よく着こなせます

ブラウス¥12,100(アンクレイヴ/オンワード樫山) サロペット¥35,200(アッパーハイツ/ゲストリスト) サンダル¥19,800(タラントン by ダイアナ/ダイアナ 銀座本店) バングル¥14,784〈ソコ〉リング¥3,740〈フルオブグレイス〉(ともにZUTTOHOLIC)


大谷さん、いかがでしたか?

ファンデを一段暗く同じトーンの色使いで、コントゥアすることで、こんなにも品よくヘルシーでさらに立体感が出るなんて驚きました。特にたくさんの色を使っているわけではないのに、華やかで魔法がかかったかのよう!思わず鏡の中の自分を2度見するほどでした(笑)。ずっとこのま まの顔でいたい!

\教えてくれたのは/

大人の女性の魅力を最大限に引き出し、ナチュラルなのに印象に残るメークが評判で女優やモデルから引っ張りだこ。巧みな話術で現場を明るく盛り上げる、飾らない人柄も魅力。

岡野瑞恵さん ヘア&メークアップアーティスト

2021年『美ST』5月号掲載 撮影/岩谷優一〈vale.〉(人物)、五十嵐 洋(静物) スタイリスト/平沼洋美  取材/中井川桂子  編集/小澤博子

美ST