3男1女が東大理Ⅲに合格した佐藤ママが語る「受験期の子の気持ちを支えるのは親の○○」

佐藤ママ

仕事のリモート化でおうち時間が増え、子どもと向き合う時間が増えた今。受験勉強は塾が中心でも、おうちでの過ごし方を少し変えれば、成績も伸び、親子共にもっとハッピーになれるかもしれません。そこで今回は、3男1女を育て上げ、なんと全員を東京大学理科Ⅲ類(医学部)に合格させてしまったという佐藤亮子さん、通称“佐藤ママ”に、受験期のお子さまへの接し方についてお話を伺いました。

【佐藤亮子さんとご家族のプロフィール】 ご家族は夫が弁護士、お子さんは3男1女。国立小から3男は全員灘中へ、長女は洛南高校附属中へ進学。全員が東京大学理科Ⅲ類(医学部)に合格し、現在医学生そして医師として活躍されています。また佐藤ママご自身は、津田塾大学卒業後、大分県内の私立高校で2年間英語教師として教壇に立った後に結婚し、専業主婦へ。現在はその教育法が注目され、全国で講演を行うとともに「佐藤亮子のニッコリ教育サロン」が人気を呼んでいます。

小学生はまだまだ子ども。期間限定の「今」を楽しんで

佐藤ママ

「私は専業主婦でしたが、今は働きながら子育てをしているママがとても増えてきました。それでよく言われるのは“子どもの勉強まで見る時間がない”ということです。でもコロナ禍でおうち時間が増えた今、ぜひ取り入れてほしいのは、帰宅後や仕事を終えてから30分間はお子さんを最優先にしてしっかり向き合ってほしいという事です。ママも疲れているかもしれませんが、お子さんもママが忙しいことを分かって待っているのですから、その気持ちを受け止めてあげましょう。

例えば、ママが帰るまでは遊んでいてもいいけど、ママが帰ってきたら目の前で宿題をやらせる。その様子をそばで見ていてあげるだけでいいんです。“ママが帰るまでに宿題を終わらせて。丸つけは夜中にママがやっておく”というスタイルの方もいらっしゃいますが、小学生の時期は宿題は見守られながらやった方が集中できるものです

灘中の知り合いの働いているママは、お子さんは5時ごろに帰宅するものの、ちょっとおやつをつまんで、ママが帰宅する22時までママの作ってくれる夕飯を待っているのだそうです。そのように親子関係が良好なのは、灘中を受けるまでの小学生の期間、しっかりと向かい合って手をかけてきたからに他ならないと思います。

特に受験期に突入する高学年頃には、小学生でももうしっかりしていると思いがちですが、実は中学に入学すると上級生に比べヒヨコのような小さくて幼い新入生の我が子に驚くことになります。小学生はまだまだ子ども。それを忘れないでください」

親は勉強を教えないで、「気配」を感じさせて

「私は勉強を教えることはしませんでした。教えるのは塾にお任せ、問題を解くのは本人、だから私はそれ以外のサポート役をしていました。例えば、ノートなどの文房具を揃えてあげる。塾のテキストに手書きのインデックスをつけてあげる。丸つけをしてあげる

たったそれだけ?と思われるかもしれませんが、子どもが勉強中にそのインデックスを開いた時に“あ、ママの字だ”と、ちょっとほっこりできますよね。そうしたことが“ママはいつも見ているよ!”というサインになるわけです。すると子どもはまた安心して勉強に集中できます

働いているママ友の中には、夜仕事から帰ってもう寝ている子どもの机の上を整理して、下敷きを次の日のページに挟んでおいた、という方もいました。そして時々お土産にスイーツを買ってきてあげる。そんなことが受験期の子どもにとっては嬉しいものです」

「できない」「うまくいかない」日々のお悩み相談の場に

「子育ては思い通りにはいきませんし、すぐに結果が表れることもありません。でもご自身が子育てされていると、どうしてもやり方に悩んだり、他の子と比べて不安になったりしてしまうものですよね。

例えばよくあるお悩みは『塾の勉強がうまくいかない』『塾にも通いながら宿題までどう取り組ませればいいのか』といったこと。でもそういった相談にも簡単には答えられないのです。塾によってテキストも宿題量も全然違いますからね。テキストやテストなどを見せてもらったり細かく聞いたりしてアドバイスする場を設けたくて開いたのが、“佐藤良子のニッコリ教育サロン”です。ママ友や塾の先生には少し相談しにくいことも、相談会でしっかり向き合ってアドバイスをしています。

Q. 佐藤ママは子どもの性格を見極めて受験計画をたてられていたそうですが、子どもの個性を理解する方法を知りたいです。【幼稚園年長の男の子、年少の女の子のお母さんより】

傑作選①

Q. どういう環境づくりをしたら、子どもは勉強好きになりますか?【小学5年生の男の子のお母さんより】

傑作選③

Q. 大学入試が変わるということで、受験性の母としての心構えを教えてください。【中学3年生の女の子のお母さんより】

傑作選⑩

今はZoomでこうした相談会を行っています。でも実はアドバイスをしてもその場では少し晴れた気持ちになれるのですが、3日もすればまた悩みが出てきます。本当に悩みは尽きませんよね。でも、それが子育てというものだと思います。そのような時のために、サロンがいつでも悩みを話して心を休められる場所、そんなことはどうってことないですよと背中を押して元気になっていただける場所になればと思っています」

佐藤亮子のニッコリ教育サロン
★佐藤亮子のニッコリ教育サロン
https://satoryoko-salon.jp/

<メンバーから喜びの声、続々!>

入会したのは共通テスト直前の12月。ちょうど不安が最高潮に高まる時期で、藁にもすがる思いで入会しました。佐藤ママさんのお話は本当に的確で、また他では聴けない経験者ならではの具体的なお話もあり、知りたかったことも解決、佐藤ママさんのお言葉通り、受かることだけを考えて強気で共通テスト、二次試験と突破することができました。佐藤ママさんのアドバイスがなかったら、志望を変更していたかもしれず、この合格はありませんでした。
痛快なアドバイスに何度も笑わせていただき、佐藤ママさんのひまわりのような笑顔に本当に支えられました。
ZOOMで直接ご相談できることも感動ですが、slackでも佐藤ママさんとメンバーは繋がっております。急いだほうがよいことについては相談会を待たずにslackでわざわざお返事をくださりこれまた感動いたしました。
何より、佐藤ママさんのアドバイスは本当に的を射ています! 是非ご入会をオススメしたいと思います。
(お子さまが東京大学理科三類合格、教育サロン歴:4ヵ月)
具体的な勉強方法からメンタルサポートまで 佐藤ママから直接アドバイスをしていただき、受験期を乗り切ることができました。
佐藤ママの明るい声を聞くだけで元気が出ます。
佐藤ママのアドバイスで、受験も親子で楽しく頑張れましたし、家の雰囲気も明るくなりました。
また、他学年、他地域の方の話が聞けるところも良いです。考え方の幅が広がります。
事務局の方も優しくサポートしてくださるので、本当に居心地がよいです。
(お子さまが地方公立高校合格、教育サロン歴6ヵ月)
佐藤ママのご著書を読むだけではわからなかった細かな点まで聞けたこと、親のメンタルフォローまでして頂けたことがよかったです。
親向けの中学受験の本はたくさんありますが、大学受験ってどう関わればいいのかわかりませんから、その点を教えていただけたのは本当に助かりました。
(お子さまが東京大学理科一類合格、教育サロン歴7ヵ月)
ぜひお気軽にご参加ください。

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