料理家という仕事柄、たくさんの器や調理道具をお持ちのワタナベマキさん。
そんなワタナベマキさんがこよなく愛しているのが「器としても使えるすり鉢」です。

今回は、旬の野菜を使ったお酒がすすむ一品を紹介します。

空豆と新じゃがのトルティーヤ

 

【材料】２人分
空豆…約３５粒
新じゃがいも…３個（約４００g）
A
レモン汁…大さじ1
塩…小さじ１／２
オリーブオイル …大さじ１
パルミジャーノレッジャーノ…２０g
粗挽き黒胡椒…少々
トルティーヤチップス…適量

 

【作り方】
１.空豆はさやから実を取り出し、新じゃがはよく洗う。
２.蒸気のたった蒸し器にじゃがいもを入れて強火で蒸す。２５分たったら空豆を加えてさらに２分蒸す。
３.空豆は薄皮をむいてすり鉢に入れ、じゃがいもは皮をむいてから加え、粗くつぶしながら混ぜる。

４.３にAを加えて混ぜ、パルミジャーノ・レッジャーノを削りながら加える。黒こしょうをふり、トルティーヤチップスを添える。

「風味がよい空豆を加えて、春らしいポテトサラダに。トルティーヤチップスを添えて食感をプラスします。味付けはとってもシンプルなので、パルミジャーノ・レッジャーノはたっぷりと」

前回の記事はこちらから（うどと文旦のなます）

【PROFILE】
ワタナベマキ：料理家。グラフィックデザイナーを経て「サルビア給食室」として料理家の活動をスタート。著書多数。新刊は『ワタナベマキの１０の定番弁当』（扶桑社）。
Instagramアカウントは@maki_watanabe

撮影／馬場わかな　文・構成／高田真莉絵