【JO1河野純喜】歌の力を信じる彼がJO1にかける思いとは

オーディション番組「PRODUCE  101 JAPAN」から誕生したグローバルボーイズグループ「JO1(ジェイオーワン)」。4月28日発売の3RDシングル「CHALLENGER」でセンターを務めるのは、パワフルで感情豊かな歌声のメインボーカル河野純喜さん。デビュー間もなくコロナ禍が襲い、JO1としての活動に制限が生じたこの1年と、これからの未来について聞いた。

"改めて、歌の力に気づかされました"

昨年のデビューを皮切りに、日本のみならずグローバルアーティストとして活動するJO1。オーディション番組『PRODUCE101 JAPAN』に参加する2年前までは、歌もダンスもまったくの未経験で、ごく普通の大学生だった河野さん。この1年を、彼はどんな風に過ごしてきたのだろう。

「アーティストという立場になって、約1年。音楽が大好きで、アーティストという職業に憧れを抱いてきた僕にとって、音楽を生業として生活できている現実が未だに信じられません。アーティストは音楽を通じて、聞いてくださる方の感情に訴えかける仕事だと思っています。最近ある映画を観たのですが、ストーリーが素晴らしいのはもちろんのこと、劇中に流れた挿入歌が本当に素敵で。音楽がストーリーを引き立てていて、こんなにも感情に訴えかけることのできる表現って他にはないんじゃないかと思いました。僕自身、歌が大好きでグループ内でもボーカルを担当しているのですが、改めて“歌”の力に気付かされましたし、僕たちの歌で元気になってくれたり、聞いてくれた人の感情を揺さぶることのできる、そんなアーティストになりたいと思いました」

"何よりも大きかったのは、音楽には正解がないということ"

グローバルアーティストとして、2021年も更なる飛躍が期待されているJO1。デビュー2年目を迎えた今、これから挑戦してみたいことを聞くと、未来を見据えて楽しそうに語ってくれた。

「個人的には、JAMの前でピアノやギターの弾き語りをしてみたいです。ファンの皆さんに直接、音楽の素晴らしさを伝えたい。広いコンサート会場でピアノやギターの音色を響かせることで、必ず心に刺さるなにかが生まれると思うんですよね。グループとしては、自分たちのコンテンツを通じて成長を絶えず見せ続けられたらいいなと思います。例えば、最近YouTubeで発信した「JO1 ATELIER」。11人でどんなことをしたらJAMに喜んでもらえるか? というのを話し合って、ダンス・ボーカル・ラップのユニットに分かれて、新たなコンテンツを制作して公開しました。韓国語で歌唱したメンバーもいて、今後はボーカルメンバーがラップに挑戦するなど配置交換もしていけたらいいね、とメンバーと話しているところです。全員が全てのポジションをこなせるようになると、これから先、JO1はすごいグループになっていけると思うんですよね」

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カメラマン/山本雄生 スタイリスト/井田正明 取材/亀井友里子 編集/岩谷 大