【無印良品のサービス】好きなものを尊重してくれる!「オンライン収納相談」

おうち時間が増え、自宅の収納を見直す方も多数。そんな場面に力強く寄り添ってくれると注目を集める無印良品の「収納相談」を悩める読者が体験しました!

こんなに変わりました!
《Before》

《After》

お悩みは 「キッチン棚を使いやすくしたい」


高橋なつきさん埼玉県川越市在住

「IKEAの大きな木製棚。収納力はバツグンなのですが、ついつい適当な場所に物を置いてしまい……。使いやすくしたいです!」

相談にのってくれる人 
無印良品 東京有明整理収納アドバイザー福田 実さん


どう生活したいのか?収納を通じて考えてほしい

「店舗で収納相談も行っていますが、オンラインのよいところは実際にお困りの場所を拝見しながらお話しできることです」

オンライン相談は、無印良品のサイトから申し込み。事前に相談したい場所のサイズ感や、画像を送ってスタンバイ。Zoomで場所を見せながら、相談できます。

Q1.なぜ、わざわざ時間をつくり話を聞いてくれる「オンラインで収納相談」をしているの?

A1.どう生活したいのか? 収納を通じて考えてほしい

オンライン相談は、無印良品のサイトから申し込み。事前に相談したい場所のサイズ感や、画像を送ってスタンバイ。Zoomで場所を見せながら、相談できます。

\写真に撮って送る/
“写真に撮ることで使いにくい現実を認識!”


「使い勝手など気にせず置いている現実を突きつけられました(笑)。写真に撮るって大切ですね!」

\自分の習慣を確認/
“どの保冷バッグをよく使っている?”


オンラインスタッフから「複数ある保冷バッグの中から、毎日使うものだけ取り出しやすい位置に」とのアドバイス。

“この調味料はよく使っているかも”


目の高さからまっすぐ前にのばした指先までの〝ゴールデンゾーン〞に、調味料など毎日使うものを置くと、取り出しやすい。

“ランチョンマットは上にあったから使いにくかったのかも!”


物の量と場所を整理していったところ、空きスペースが出現。「使いにくい場所にあったものが置けました!」

A2.捨てなくていい!「自分の好きなもの」を大事にしてほしい

気になる収納用品の選び方。「無印良品のオンラインサービスだから、全部、無印良品で揃えないと」となるのでしょうか?

\スマホで対面しながら相談/
“ひとつひとつ確認できるから安心!”


顔を見ながら会話するので、次第に打ち解けられます。「このボックス使いたいんですが」と思いを伝えました。

“無印良品のものばかり勧められるのかと思ったら、好きなものを尊重してくれました”

「すべて無印良品のものでなくても、もちろんOK。気に入っているものは使いましょう。効率だけでなく、癒しも重要です」とのこと。


IKEAの木製ラックに合わせて買ったナチュラルテイストのボックス類。「まだ使えるし、気に入っていたので、処分しない方向でうれしい!」

“使っていなかったケースも有効活用”

 
ハーフサイズのケースなら、中身がちら見えするので使いやすいと判断。別の場所で使っていたケースを目線の高さに配置。


完全に隠すのではなく、中身が少し見える収納ケースをあとから買い足し。同じシリーズで並べるとすっきり。


床と棚の間にはキャスター付きボックスを。「蓋付きなら上に物を置けて便利。引き出せて掃除もラクでうれしい♪」

A3.「心地よい暮らし」を自分で考えるようになってほしい

収納相談を通じて知ってほしいのは、「心地よい暮らしをするために、自分が使いやすい場所に物を置く」という考え。

福田さん:基本的なルールをお伝えしたら、あとは自由に考えてほしい
「このあとは高橋さんのお宅で使えそうな無印良品の整理収納アイテムをメールで送りますね。今後は、また何かあればご相談くださいね」

高橋さん:こう使いたいからこれを選ぶ、など前向きになれました

「ありがとうございます! 収納場所をどうしたいではなくて、まずこの場所で毎日何をするのかを考えるきっかけになりました。工夫してみます」

Mart2021 6月号 特集「無印良品」の進化が止まらない! Part2そのサービス、なんでやってるの? より

撮影/林 ひろし 取材・文/新里陽子 編集/菊池由希子 構成/上原奈緒