美容家・石井美保さん実践!今日からできる「しないルール」と「食習慣」
JJ読者の憧れ♡ 様々なメディアにひっぱりだこの人気美容家・石井美保さん。多忙を極める中でも美と健康のために石井さんが実践してきた「しないことのこだわり」と「食習慣」について教えてもらいました。時間もお金もかからない、誰でもすぐに取り入れられるルールは必見です!
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「しないルール」という食へのこだわり
「40代になり、いろいろなメディアでみなさんが見てくださる機会が増えたので、忙しそうという印象を持たれることが多いのですが、実は30代のほうが忙しく、全く自分の時間が持てませんでした。サロンワークは連続してお客様に施術するのが朝から夜まで続くので、お手洗いに行く時間も惜しいほどでした。
仕事優先の生活スタイルのため、食生活が疎かになりがちでしたが、年齢を重ねるにつれ、自分が美容家として表に出る上で、取り繕った美しさだけでは信憑性がないと思うようになっていきました。そこで私が実践したことが、『しないことのこだわり』を決めることでした」(石井さん)
①なるべくコンビニで買ったものを食べない
②食品成分表をチェックして、添加物が入っていたらおいしそうでも買わない
③精製された食品をなるべく摂らない
④作り置きの揚げ物は食べない
⑤夜は炭水化物を食べすぎない
⑥市販のドレッシングは使わない
「『美容のために何を食べていますか?』と、いわば『足し算』のルールを聞かれることが多いのですが、私が一番心がけていることは、そうした〝しないルール〞のほうです。それが決まれば、自ずと食べるものが決まってくるのです。
若いころは自身の持っているもので満ち足りていますが、それがだんだん不足していき、老いていくと感じたとき、口から入れたものが大切なことに気づかされます。私自身も40歳を過ぎて気づいたのですが、何か栄養素が不足するとすぐに体や肌の不調として表れます。ちょっとした食生活の偏りで髪や肌のツヤが失われ、目も乾燥してうるおいがなくなり、ひじや手もカサカサしてきます。
逆に言うと、食生活が整っていたら特別なスキンケアをしていなくても肌の調子がいい、ということを実感しやすくなりました。40代になったからこそ、これまでの経験から肌に対する食の課題が明らかになったので、それをみなさんに伝えていきたいと思うようになりました。
現代はとにかく〝忙しい〞という女性が多いですが、私もそのひとりです。予定で埋め尽くされた生活の中で、健康で美しくいるためにはどうしたらよいか、みなさんも日々悩まれているのではないでしょうか」(石井さん)
食の提案として一番おすすめしているのが「スープ」
「私自身の経験から、スープの習慣が美肌づくりにつながることは間違いないという確信がありました。
一汁三菜を作り、テーブルセッティングをして食べる時間はなくとも、夜に多めにスープを作って、軽い朝食をとりながら残ったスープをジャーに入れ、ランチ用に持っていく……といったことは、忙しい毎日の中でも実践しやすいのではないかと思います。
2時間ぐらい煮込むようなスープを作り置きしたいときは、仕事や片づけをしながら作ります。『ながら』で作れるのもスープのメリット。時間をかけたいものは、ゆとりがもてる週末にしています」(石井さん)
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石井美保さんプロフィール
【石井美保】1976年生まれ。美容家、美肌サロン主宰、Riche代表。「こすらない洗顔」や「肌アイロン」の美容法を提唱し、レタッチ要らずの美肌の持ち主。確かな技術と知識、説得力のある言葉で、幅広い世代からの支持を集め、多くのメディアに出演。
撮影/吉澤健太 再構成/JJ編集部
本記事は『石井美保のBeauty Soup』掲載情報を抜粋しています。