40代YouTuberのレジェンド、あいりさんに聞いた“今まで”と“これから”

登録者数27.3万人(2021年5月現在)。今では仕事をYouTuber1本にする、40代YouTuberのレジェンド、あいりさんにお話を伺いました。

◯ あいりさん

自分の率直な意見を大事にしたいから、初めて開けた時のワクワク感や使用感などをその場で伝えています。
#あいり

<YouTubeの代表作>

『このコスメが最強! 2020年下半期ベストコスメ』。代表作には、福袋の開封動画も。「笑顔は伝染する」をモットーに、メークやファッション、夫婦で会話をしながらの買物などを紹介しています。リアルなリアクションを見て元気になってもらえたら嬉しいです。

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年齢:44歳
デビューした時期:2016年11月
現在の登録者数: 27.3万人
投稿頻度:月に15本前後

1本の動画に費やす時間:
撮影に1~2時間、編集に平均5時間くらい

設備投資額:
パソコンや動画編集ソフトや照明、カメラなど4年間で計200万円くらい。

平均月収:
チャンネル開設して2年めで派遣のお仕事のお給料を超えました。今は共働きの夫と2人で不自由なく暮らせる程度です。


★ 40歳から三足の草鞋でスタート。必死に継続し、今は事務所に所属

「派遣社員とMCの仕事をしていた39歳のときに、YouTubeに興味は持ち始めたものの、当時はまだやっている人が少なく、本格的にYouTuberとして活動するには1年近く悩みましたが、まぁ失敗しても笑い話になるだけかなと思い、40歳の誕生日から始めました。

初めは再生数が伸びなかったので、ほとんど二束三文で、仕事も三足の草鞋でした。初期の頃はひたすらリサーチでしたね。デカ目メークや半顔メークが流行っていましたが、40代向けのものがなかったので、シミ・シワ、何でも見せて、リアルを伝えるのが私にできることだと思ってやりました(笑)。

最低でも週5回、月20本を3年は続けましたね。続けられたのは視聴者様の応援があったからです。最初の頃は、たった1件の誹謗中傷のコメントにその都度落ち込んでいましたが、今はそういう考えもあるのかと受け取れるようになりました。

始めた時には照明なんてなかったので、自然光から始めました(笑)。撮影は家にあった画像の粗いハンディカムから。今は「もっと良い物を」とこだわりだしたら、こうなりました!

40歳から三足の草鞋でスタート。必死に継続し、今は事務所に所属42歳でYouTuber1本に。ヒカキンさんがいる憧れの事務所〈UUUM〉に所属しました。

今はYouTubeに全力で取り組んでいるのですが、今後は自分が好きな洋服などのブランドを作りたいという夢があります。これまでを振り返ると、不安な期間はあったけど、あの時チャレンジしなかったら今の自分はないと考えると、頑張ってきてよかったなと思います。

動画投稿する人もどんどん増えていますが、私は持ち前のリアクションで頑張ります!」

撮影/BOCO 取材/角田ひかる、孫 理奈 ※情報は2021年5月号掲載時のものです。

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