Martでもおなじみのイケア。昨年から都心型店舗をオープンさせていて、東京・原宿、渋谷に続いて5月にIKEA新宿がオープンしました。原宿、渋谷とは異なるポイントは日本のイケアでは初めてのデリの量り売り「Swedish Bite(スウェーデン バイツ)」があること。さっそくどんな感じなのかご紹介します。
「青のプラントベースアップルソフト」(200)はIKEA新宿限定販売。
都心の生活をイメージしたコンパクトな部屋のコーディネートは参考になります。
IKEA新宿があるのは、JR新宿駅から徒歩5分ほどの場所。地下1階から地上3階まで、各フロアを部屋のカテゴリーごとに分けて、家具と雑貨を一緒に配置しています。部屋の雰囲気が伝わりやすく、アイテム別ではなく、場所別に必要なものが見えてくるのがいいですね。
入口の目の前にデリのカウンターがあり、気軽にテイクアウトできます。
そして、一番の特徴が1階にある「Swedish Bite」。イケアといえば、ほとんどの店舗にレストランがあり、ミートボールやサーモンなど、スウェーデンフードをイートインで食べられるようになっていますが、IKEA新宿にはスタンディングのイートインスペースのみ。緊急事態宣言中は閉鎖されています。なので、テイクアウトして自宅やオフィスでゆっくりスウェーデンフードを堪能するのがおすすめです。
定番のミートボールなど、好きなものを組み合わせて持ち帰れます。
テイクアウト需要が高まっている昨今、スウェーデンフードが選択肢に加わるのはうれしいですね。また、イケアといえば、植物由来の「プラントミート」やサステナブルシーフードなど、環境に優しい食材も扱っているので、テイクアウトでサステナブルな選択ができるのもポイント。
ミートボールとマッシュポテトの組み合わせはまさにスウェーデンの味。
ミートボールにベリーのソースがかかっているのがスウェーデンらしい!
ボリューム感のあるサラダも¥300~。
ランチボックスのように盛り合わせて入っているものもあるので、急いでいるときにはサッと購入できます。よくみるとピックの柄が違っていて、スウェーデンの国旗は通常のミートボール、グリーンの葉っぱのイラストはプラントベースを表しています。
野菜やサーモンなどをトルティーヤ生地で包んだ「ツンブロード」。
定番のシナモンロールも購入できます。
見た目も鮮やかな「イケアオリジナルドーナツ」
軽食も充実していて、クロワッサンやパンオショコラなどのおなじみのパンから、IKEA渋谷などでも販売しているスウェーデンのラップサンド「ツンブロード」(¥200~)や「カラマタオリーブ入りブレッド」(¥250)などが並びます。もちろん、スウェーデンといえば思い出すシナモンロールも。また、見た目もカラフルな「イケアオリジナルドーナツ」(¥149)もあり、おやつタイムが楽しくなりますね。
店内には給水所もあります。
イケアが行うプラスチックの使用量を減らす取り組みとして、無料の給水所を設置していますが、IKEA新宿にももちろん、あります。ボトルも販売しているので、その場ですぐにマイボトル生活をスタートさせられます。
通常の雑貨やインテリアの展示・販売はもちろんですが、スウェーデンフードのテイクアウトはここでしか体験できません。外食の機会が減って自宅で食事をつくる回数も増えている中、テイクアウトグルメを上手に利用するのも必要。そんなときにスウェーデンフードを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
IKEA新宿 Swedish Bite(スウェーデン バイツ)
東京都新宿区新宿3丁目1-13 京王新宿追分ビル1F
営業時間:11:00~20:00 ※緊急事態宣言解除後は11:00~21:00
URL:https://www.ikea.com/jp/ja/stores/restaurant/ikea-shinjuku-food-menu-pubf07f7dd0
取材・文/岡部礼子
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