人気のアクセ作家さんに教わる「手づくりストラップ」【マスクストラップ後編】

夏の暑い時期もマスクストラップをつければ快適&オシャレに楽しめると話題です! 今回は人気のマスクストラップを販売しているアクセサリー作家さんにハンドメイドで出来るマスクストラップのつくりかたを教えてもらいました。

【EAST】  Natsukoさん「ignuts」


神奈川県葉山町在住。アクセサリー&人形作家。ご自身のブランド「ignuts」のやさしい色合いの作品は地元を中心にファンが多数。ネット販売されている「 niginigi人形」は赤ちゃんが安心して使えるおもちゃ。ハンドメイドアクセサリーも一点ものの特別感があります。


Natsukoさんのアクセはご本人のオンラインショップ「ignuts」および、「AMIGO MARKET」の店頭とオンラインショップで購入可能


海岸まですぐそばの立地にある、地元の食材を使ったデリが人気の「AMIGO MARKET」。サステナブルな日用品の販売もあり、葉山に来たら立ち寄りたいショップです。Natsukoさんのアクセサリーもこちらで購入できます。

爽やかな海風に優しくなびく「2WAYタッセルストラップ」

 

パステルカラーのタッセルマスクストラップ

ネックレスとしても使用できます

マスクストラップはタッセルがピアスのようにポイントになります

ヒキワをつなげばネックレスにもなる2wayタイプ。手首にぐるぐる巻けばブレスレットにも。小さいフリンジは位置が変えられます。これからの季節に大活躍なマスクストラップが簡単につくれます。

【材料】
・100円ショップの毛糸
・刺繍糸・ビーズ・ビーズ用透明ゴム(0.8㎜)70cm
・マルカン 7個 (フ リ ン ジ &タッセルの個数分)
・ボールチップ 2個(両端)
・ヒキワ 2個(両端)

【HOW TO MAKE】

1.指を2本並べて好みの色の毛糸を5回巻きつけ、巻き終わりをカットしてフリンジ1個分をつくります。

2.指を外して上部にペンチでマルカンを通し、毛糸がほどけないように留めておきます。

3.マルカンで留めた3㎜下を好みの色の刺繍糸できつめに5回巻いて結びます。

4.3の下部の毛糸の輪にはさみを通してカットし、先端の長さを揃え、手でほぐします。これを5個、両耳下にくるタッセルは4本指で巻きつけて、同様に2個つくります。

5.ベースになるビーズ用ゴムの端を片側のみ玉結びにして、ボールチップを被せるように留めておきます。

6. 5の反対側からビーズを通していきます。最後まで通したら玉結びをして、ボールチップで端を留めます。

7.好きな位置にペンチで 2のマルカンを広げて、5個のフリンジをネックレスに取りつけます。

8.2個のタッセルを両端に取りつけます。ヒキワに、ボールチップとマルカンをつなげてペンチで閉じれば完成。


【WEST】岡田怜奈さん「Lilac」


兵庫県西宮市在住。2児の母であり、アクセブランド「Lilac」デザイナーの岡田さん。「マスク生活が当たり前になった今、少しでも快適さとワクワクを届けられたらと思い、マスクストラップメインのオンラインショップを始めました。いくつになっても気分の上がる絶妙な甘さと日常に取り入れやすいかわいさを意識してデザインしています」

岡田さんのオンラインショップ「Lilac」(ライラック)

今年の3月にスタートしたばかり。マスクストラップを中心とした華やかなハンドメイドアイテムは着け心地もよく、プレゼントとしてもおすすめです。

ピアスのように揺れるパールに黒リボンで大人かわいく

甘めのパールも黒リボンで大人っぽく

大粒のパールがポイント

モノトーンなのでどんな洋服でも合います

普段使いだけでなく特別なシーンにもぴったりなデザイン。洋服では挑戦しにくい甘めなデザインも、マスクストラップなら気軽に楽しめます。

【材料】
・黒リボン(約50㎝)
・チェーン(約5㎝)×2本
・ヒモ留め 2個
・マルカン 4個
・カニカン 2個
・Tピン 2個
・パール 2個

【HOW TO MAKE】

1.リボンの両端にペンチを使ってヒモ留めとマルカンをつけ、チェーンを通します。

2.1のそれぞれのチェーンの先に、マルカンとカニカンを、ペンチでつけておきます。

3.Tピンをパールに通し、 2をつけられるように先端を輪っか状にしておきます。

4.2でつけたマルカンに 3のパールの輪をペンチでしっかりつなげれば完成です。

Mart 2021年 7月号 いまや「マスクストラップ」もコーデの一部です より

撮影/中林  香(関東分&静物)、山口陽平(関西分)  取材・文/森岡陽子(関東分)、寺倉玲子(関西分) 編集/桜井奈央子 撮影協力/AMIGO MARKET 構成/上原奈緒