ぐっち夫婦 「火も包丁もまな板も使わない」超簡単「肉も野菜もとれるおかず」

ぐっち夫婦の「悩みごとなんて料理で解決できる!」㉓

インスタフォロワー数が75万を超える仲良し夫婦のお料理ユニット@gucci_fuufuが、VERY読者の料理の悩みを“ゆるっと”解決してくれる大好評連載。第23回目は、料理が苦手なパパにも朗報!誰がやっても失敗しない、レンジを使った蒸し料理。調理器具も調理工程も少なく、火を使わないから、夏の料理する気が起きない日にも最適です。年長さんくらいのお子さまから、1人でできちゃいそうなレシピで、ママも大助かり間違いなしです!

 

<今月のお悩み>

夫と子どもの二人の夕食に

パパの手料理が並ぶようになるのが理想!

苦手意識のあるパパでもできる

簡単メニューありますか?

仕事で週に一、二日遅くなることがある私。そんな日は、朝から夫と子ども二人分のおかずを作り、レンジでチンすればいいようにして出かけるのですが、結構大変です。夫は料理が苦手とはいえ、少しずつは覚えてほしい! 最後の火を入れる工程くらいは、やってもらって、アツアツのできたての料理が食べられたらといいな…と思ったりします。苦手意識があって、火加減の塩梅や、調味料の“少々”の加減も難しいと言う夫でもストレスなくできるメニューってないですか?(30歳・4歳男の子ママ)

 

<今回の解決レシピ>

包丁も使わずレンジで加熱するだけ!

旨味最強!「豚バラとカット野菜のレンジ蒸し」

 

【材料(2人分)】

 

豚バラ肉…250g

酒…大さじ1

塩・こしょう…各少々

 

カット野菜ミックス…1袋(200g)

青ネギ…適量

 

【A】

ポン酢…大さじ2

ごま油…小さじ1

すりおろししょうが…小さじ1/2

すりごま…小さじ1

 

【作り方】

①ハサミでひとくちサイズにカットした豚バラに、酒、塩、こしょうで下味をつける。青ネギはハサミで小口切りにする。

 

②耐熱容器にカット野菜、豚バラを交互に重ねる。ラップをして電子レンジ(600W)で6〜7分火が通るまで加熱する。

 

③【A】を混ぜ合わせる。②を皿に盛り、【A】を合わせたたれ、青ネギ、すりごま少々(分量外)を振る。

【POINT】

包丁いらずのカット野菜と豚バラを交互に重ねて、電子レンジで加熱するだけで、簡単に旨味たっぷりなおかずが完成!味付けも、市販のポン酢を使って簡単に決まるので、難しいことを考えずに美味しく仕上がります。豚バラの旨味が野菜にジュワッと染み込んで、ジューシーな一品に。

 

 

<解決するのは…>

ぐっち夫婦

美味しいことはもちろん、20分で完成を目指し、少ない工程で簡単に出来ちゃう栄養満点のレシピを次々発信するぐっち夫婦は、まさにママの味方! 仲良し夫婦の掛け合い料理動画も話題です。ご飯がすすむ一品料理が得意なTatsuyaさんと、栄養士でもありサラダや副菜の引き出しが多いSHINOさん。今回のレシピも、ハサミとレンジを使用していますが、ぐっち夫婦のレシピは、時短&洗い物が少ないのも魅力です! “フライパンでよく炒めた玉ねぎを…”とか、“じっくりコトコト煮込んだら…”などという工程をレンジで数分に短縮したり、お肉をハサミでカットしたり、袋の中で調味料と素材を揉み込んであっという間に味を染み込ませるなど、テクニックが散りばめられています。面倒なまな板やボウルなどの大きめ調理器具の洗い物を大幅カット! 真似して作っていたら、知らぬ間に手際のよいお料理上手になっている可能性大ですよ♡

 

 

<今回のゆるっとアンサー>

細かいことは気にしなくていい!

素材の力とレンジにまかせた男の料理

旨味&栄養たっぷり主菜の完成でパパ株上昇!

 

妻:共働きで自分が忙しい日には、旦那さんにできることをやってもらいたいなと思っている奥さんってたくさんいるんじゃないかな?

 

夫:そうだね、栄養のあるごはんを食べてほしいから自分が作りたいと思っても、なかなかできないってこともあるかもしれないね。

 

妻:そんな時に、料理が苦手な旦那さんでもできる、簡単なレシピがあると安心してまかせられていいよね!

 

夫:うんうん、カット野菜を使えば包丁いらずでたくさん野菜を摂れるし、レンジで蒸すから火加減も気にしなくていいのが安心なんだよね。

 

妻:お好みの野菜で美味しく仕上がるから、冷蔵庫の中にある食材でもぜひ作ってみてほしいなぁ。

 

<ライターワタナベが作ってみた!>

完成写真は豚バラの脂で魅惑のツヤ!

お野菜もたっぷり摂れちゃうから

主菜と副菜を合わせちゃえ!

材料を見たときに、野菜炒めをイメージしました。でも野菜炒めって簡単に見せかけて、火の入り具合も味の加減も難しくて。毎日料理している私でもちょっと苦手意識が……でもレンジだけ!と聞いてハードルが一気に下がりましたお肉も買ってきたパックの上でハサミでチョキチョキ切って、そこで下味をつけたので、洗い物も耐熱皿と菜箸とハサミのみ。本当だったらねぎのみじん切りも地味に大変で、頑張って切ったつもりが、持ち上げたらつながっている…なんてこともある私ですが、ハサミだったらそんな心配もないですね。お肉たっぷりなのでボリューム満点で、それでいてポン酢でさっぱり。帰ってきてパパが作ったこんな料理が出てきたら感動しちゃいそうです!

この企画を担当しているライター・ワタナベは5歳女の子・3歳と0歳の男の子のママ+食にこだわりを持つ夫と湘南住まい、5人暮らし。今回のレポートの最後に”パパが作ってくれたら感動”と書いてありますが、その後結局作ってくれなかったそう…3人育児の苦闘は続く…

取材・文/渡邉里衛 編集/井上智明

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