【レシピ】ワインセラーローゼンタール 島田由美子さんのハルマキ100本ノック 32本目/100
「春巻きは楽しい」「春巻きは簡単で美味しい」をモットーに、毎週1本ずつご紹介する「ハルマキ100本ノック」 まだまだ100本達成への道のりは遠いですが、日々の暮らしのなかで春巻きが、皆さんの身近な存在になったら嬉しいです。巻いて欲しい素材のリクエストやご質問なども大歓迎。(herself@kobunsha.com)まで、いつでもお待ちしています。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは3本分の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ4〜5。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
32/100
みょうがと枝豆、ちりめんじゃこの春巻き
「薬味は下品なほどにたっぷりと」、が信条なので、みょうがを見かけると条件反射で買ってしまいます。ただ、これだけお世話になっていながら、薬味的な使い方に終始していました。そういえば火を通したことがないけれど、どうなんだろう?と春巻きにしてみたら、生姜よりも優しい刺激とほろ苦さが、お酒を呼ぶ味になりました。
【材料】3本分
- みょうが…6本
- 枝豆…30さや
- ちりめんじゃこ…大さじ3
- 片栗粉…大さじ1
- 春巻きの皮…3枚
- サラダ油…大さじ5(今回、油を吸いやすいので多めです)
- 好みで塩
【作り方】
1.枝豆は生のままさやから取り出し、ボウルに入れる。
2.みょうがは1㎝大くらいに乱切りにし、1に加える。
3.ちりめんじゃこと片栗粉を入れ、全体にまぶすように、よく混ぜる。
4.春巻きの皮の上に3を横一文字に置き、きっちりと巻く。
5.フライパンにサラダ油を入れ、弱火で温めたら春巻きを並べ、そのままの火加減で揚げ焼きする。
6.すべての面が美味しそうなキツネ色になったら、油をよく切り半分に切り分け、好みで塩を添える。
【合わせたいお酒】
ジンやウォッカなどの蒸留酒を炭酸で割って。レモンを浮かべても。
動画でも紹介しています!
【バックナンバー】
1本目:原木シイタケと生ハム、ゴルゴンゾーラの春巻き
25本目:グリーンアスパラガスと、その皮、ちりめんじゃこの春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
☎03-3574-8758
営業時間: 18:30~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子