グッズを使いこなせれば、細かい収納の悩みも解消! 専用商品でないものでもアイデア次第でいろいろなものが浮かせられます。整理収納アドバイザーの赤工友里さんが、種類も豊富なフィルムフックを紹介してくれます。
まず揃えるべきは 「ホルダータイプ」
洗面所のコップを逆さに引っ掛けることで、衛生的に使えるホルダー。引っ掛ける部分の幅が広いので、他のものでも安定しやすい。フィルムフックコップホルダー W7×D7×H1.3㎝ ¥110(Seria)
●チューブしぼりをプラスして:歯磨き粉かけ
クリップをプタスして、子どもの手の届きやすい位置に歯磨き粉を収納。しっかり貼れて落ちにくい。チューブしぼり約 W8×H7.8㎝ ¥110(Seria)
●ハサミ掛け
\斜めがポイント/
箱の内側に貼りつけたフックにはさみを引っ掛けて収納。ワンアクションで取り出せます。
●メガネ掛け
メガネを引っ掛けても安定します。洗面所の扉裏に貼って、メガネの一時置きに利用。
組み合わせで要と拡大「リングタイプ」
縦にも横にも貼って使えるリングタイプ。耐荷重は、横向きで1.5㎏、縦向きで2㎏と、結構な力持ち。合わせ使いも楽しい!フィルムフックリングタイプ W7×D7×H4㎝¥110(Seria)
●つっぱりポールをプラスして:ごみ袋掛け
ごみ袋のストックはごみ箱の近くに。交換するわずらわしさが減らせます。つっぱりポール白 35㎝~60㎝ ¥110(Seria)
●ボトルハンギングフックをプラスして:ハンドソープ掛け
背の低い子どもが使うときだけ手前に置いてあげられます。ステンレスボトルハンギングフック W7×D3.8×H6㎝¥110(Seria)
不安定なものを固定するときは「ダブルタイプ」
固定タイプのフックと組み合わせて使用。3つのフックでしっかりと支えます。フィルムフックダブルタイプ W7.5×D7×
H3.2㎝ ¥110(Seria)
●固定タイプのフックをプラスして:鍋フタ掛け
〈左右のフック〉フィルムフック固定タイプ大 W2×D2×H7㎝ ¥110(Seria)
化粧板などはがれやすい面には「補助シート」を加えて
①補助シートを下貼り:補助シートの剥離紙をはがして、フィルムフックを貼りつけたい面に貼りつけます。
<使ったのはコレ>化粧板などにもフィルムフックが貼りつけられるようになるシート。フィルム・吸盤用透明補助シート大3枚入り W7.4×D7.4×H0.1㎝ ¥110(Seria)
②フックを密着させて:補助シートにフィルムフックを重ね、空気が抜けるようにしっかりと密着させます。
③耐荷重がアップ!:フィルムフックが落ちにくくなります。フィルムフックと同様に、透明で目立ちません。
教えてくれたのは…
整理収納アドバイザー・赤工友里さん
YouTube 「かぞく収納CHANNEL」
Instagram @kazokushuno_yuri
整理収納アドバイザー。2児のママ。身近なグッズを使用した収納法をわかりやすく教えてくれるYouTubeが大人気。
Mart2021年7月号
壁を活かした浮かせ収納なら見える! 片付く! より
撮影/林 ひろし(関東・静物)、久保嘉範(関西) 取材・文/西村絵津子、田島えり子、八尾美奈子(関西) 撮影協力/天野沙知子さん、井上紀子さん 編集/菊池由希子 WEB構成/富田夏子