洗濯ものをキレイに収納できる!自立するたたみ方&しまい方

きれいにたためた洋服は、どうやったらスムーズにしまえる? 整理収納アドバイザーの田口愛佳さんに、引き出し収納におすすめのたたみ方やポイントをレクチャーしてもらいました!

重ねて収納する場合

棚にのせる

吊り下げる

アイテムごとに並べるときれいにまとまります
棚にのせるとき、吊り下げるとき、ともにTシャツ、ボトムス、フード付きなど、種類ごとに分けて重ねるとまとまりよく見えます。

引き出しに収納する場合

自立させて収納!

引き出しの高さより1cm低く折る

引き出しがスムーズに開くようサイズに注意
引き出しの深さよりも1㎝ほど短くたたむのがコツ。こうすると、開け閉めするときに、引っかからないのでストレスになりません。

自立して倒れにくいたたみ方も!

トップスもボトムスも自立させる!

【POINT】引き出しの深さより少しだけ短くたたむのが大事!

引き出しの深さを測るときは、自分の指がいちばん手軽。親指と人差し指を広げたサイズで測ると、いろいろな場面で使えて便利。

●トップス編

①そでと見頃を左右から折り、指を広げて測った深さをチェックします。

②①の深さに合わせ、一度折ります。

③最終的に測った長さになるよう、すそからパタパタと折っていきます。だいたい2~3回折るとちょうどいい。

④織り込んだすそ部分を、首元とそでのすき間に入れ込みます。

【POINT】ギュッと入れ込むことで、崩れずしっかり自立します。

●ボトムス編

①出っ張りを折り込む:まずは、ウエスト部分を上に持って縦半分に折りたたみ、一本にします。次に、お尻の出っ張りを内側に折ります。

②深さに合わせてウエストのほうを折る:指で測った深さに合わせ、一度折ります。フルレングスのパンツだと厚くなるので、この折り方はハーフパンツにおすすめ。

③残りの部分を深さに合わせて折る:一度折った部分と入れ込む部分が同じ長さになるよう、すそから1〜2回折ります。指で目安の長さを測りながらたたんで。

【POINT:中に入れ込む】一度折った部分のすき間に、折ったすそ部分を入れ込みます。すそが中に入ることで、形が崩れません。

教えてくれたのは…
Martist・田口愛佳さん
整理収納アドバイザーとして、お客様に合った洋服収納を提案。自身もたたむ収納とかける収納とに分け、使いやすくしまっています。
Instagram⇒@aika_taguchi

Mart2021年8月号
山積みストレスから解放される!「たたみ方」の新常識 より

撮影/小林愛香 取材・文/澁谷真里 編集/倉澤真由美 WEB構成/富田夏子