ホテル「アマン」のサマーアフタヌーンティーで”お祭り気分”を満喫!
ライターの笹 利恵子です。
この季節、どうしても気分はリゾート寄りになりますねぇ。ライター笹のアフタヌーンティー巡り。今回は、ラグジュアリーなリゾートホテルを世界で展開する「アマン」に行って参りました。
「アマンジャンキー」と愛情と敬意を込めて称される熱烈なファンが世界中に存在するほどの『アマン』。「アマン東京」はアマン初の都市型ホテルとあって世界中から注目されているそうです。世界のどのアマンも、敷地に入るとため息が溢れるようなダイナミックで美しい景観が広がるのが魅力なのですが、ここ東京でもその期待は裏切らないからさすがです!
ロビーがある33階でエレベーターを降りると、そこは思わず言葉を失うほど、スケールの大きな空間が広がっています。ガーデンラウンジに足を踏み入れた瞬間に、アマンワールドに引き込まれるような気分になります。和紙で覆われた吹き抜け天井は圧巻。広さもさる事ながら、吹き抜けの高さも凄い。暫し見上げていたくなるような美しさ。この3つが揃っているロビーは都内のホテルではなかなか無いように思います。
敷居の高いイメージのアマンですが、宿泊していなくても、まずは気楽にアマン東京体験できるのが「ザ・ラウンジ by アマン」のアフタヌーンティー。今日はそちらにお邪魔してきました。
シーズン毎にテーマが変わるアフタヌーンティー。この夏は「夏祭り」がテーマです。昨年からお祭りも楽しめなくなってしまっている状況ですが「アフタヌーンティーで少しでもお祭りの気分を味わっていただけたら」との思いから考案されたメニューだそう。
スタンドが運ばれてくると、思わず「わー!」と声が出てしまうくらいキュートなセイボリーやスイーツたち。説明を伺いながら、つい「ふふっ」と笑みが溢れます。妙にリアルで、それでいて笑いを引き出すような遊び心もあったり…見た目だけでなく、楽しさの面でも「祭り」が見事に再現されていました。
まずアミューズ代わりにサーヴされるのは、パイナップルのスープ。ライムとミントのエスプーマをシューっとスプレーのように出して仕上げます。パイナップルモヒートのような感じで、暑さで火照っている身体がスーッと冷やされていくのを感じます。
上段を飾るのは可愛らしい水風船と、綿あめ。二段目には神輿や団扇、太鼓、チョコバナナと、お祭り気分を盛り上げてくれるプチスイーツが並んでいます。
下段のセイボリーは、焼きとうもろこしのタルト、たこ焼きに見立てたローストビーフとフォアグラ入りのマラサダ、イカ焼きは中にキヌアを詰めてイカ飯風に、そして面白かったのはりんご飴。スイーツと見せかけて、まさかの鳥のラグーの焼き鳥風味でした!また、金魚鉢のイメージのグラスの中はオマール海老のサラダなのですが、ちゃんとゼリーで作った可愛らしい金魚が泳いでいるのです!
夏祭りをモチーフにした遊び心あふれる見た目とプレミアムな食材を使ったお味は、まさに女子会向き。お祭りの屋台を、あっちだこっちだとワイワイしながら食べ歩く感覚でアフタヌーンティーを楽しませていただきました。
一緒に持ってきてくださるアマン東京オリジナルのアンティークトランクには、サプライズのお土産が!「トランクをそっと開けたら宝石が入っていそう!?」とちょっとワクワクして思わず童心にかえってしまいました。
紅茶やコーヒーなどは何杯でもおかわりをすることができます。アマン東京のアフタヌーンティーでいただけるのはロンネフェルトの紅茶。日本ではなかなか購入できないラインもあるので嬉しくなります。ドリンクの種類はなんと30種類以上で、フレーバーティーやハーブティーなども充実していました。また、日本文化を象徴する日本茶が用意されているのもアマン東京のアフタヌーンティーならではですね。
黒を基調としたシックな食器類やティーセットが、斬新なのにどこか伝統を崩さない正統派な感じがして素敵でした。
子供の頃から、そして今も…大好きな「祭」の懐かしい記憶に想いを馳せ、今夏はアマン東京のアフタヌーンティーで夏祭り気分を味わってはいかがでしょうか。
MENU
上段
・ココナッツのブランマンジェ パッションフルーツのジュレ
・いちごの泡のジュレ ラズベリームース
中段
・チョコバナナ キャラメルクリーム
・マンゴーチーズタルト
・チョコミントとブルーベリーのマカロン
・オレンジと紅茶のシュークリーム
下段
・ビーフマラサダ
・マッシュポテトと焼きトウモロコシ
・小烏賊のファルシキヌアとレンズ豆
・オマール海老とオーツ麦のサラダ
- 焼き鳥のラグー スコーン ・プレーンとレモンのスコーン