【子どもの思考力を伸ばしたい】夏休みにおすすめのボードゲーム3選
子供と過ごす楽しい遊びの時間。せっかくなら、楽しいだけでなく知育的要素もあったらいいな、というのが多くのママの本音かも。得意なことを伸ばしたり、新しい「好き」を発見したり、将来はお勉強にも役立つような、幼児向けの楽しいボードゲームを集めました。今回は、子どもの思考力を伸ばしたい!そんな願いに応えてくれるゲームをご紹介します。
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思考力を伸ばしたい!
どんな質問をしたら当たるかな?
観察力や推理力、言葉のセンスを育む
わたしはだあれ?
3歳頃~1~16人
かわいい動物と子供のイラストが魅力的なリトアニア発のカードゲーム。出題者が引いたカードの動物を当てるために、「はい」か「いいえ」で答えられる問いを考えて質問し、推理してその動物を当てます。「飛べますか?」「野生の動物ですか?」「お乳が出ますか?」など、どんな質問なら答えを絞り込めるかを考え出すのがポイント。子供が小さなうちは、同じ動物同士を探し出す遊び方でも楽しめます。¥1,650(ロジス/すごろくや)
大人が〝良い質問〟の手本を見せることで子供の言語センスが磨かれます!
想像力と思考力をフル回転!主人公に
なりきって自分で道を切り開こう
ドラゴンをさがしに
4歳頃~1人から
やさしいイラストが印象的なフランスの絵本型ストーリーゲームブック。質問の答えごとに異なるページに飛び、その選択肢や手に入れたアイテムによって違う結末が待っています。「この結末に行かないためにはどこで気をつけたらいいんだろう?」と、原因を探ったり、主人公を変えたりしながら何度でも挑戦したくなります。読み聞かせなら、子供に選択した理由を説明してもらいながら読み進めて説明力もUP!¥2,640(ゲームフロー/すごろくや)
物語に様々な言葉が出てくるので自然と語彙力もUP!
我が子の算数脳をぐんぐん伸ばす!
楽しく多角的に思考を促す人気ゲーム
頭のよくなるゲーム
アルゴ ベーシック
6歳頃~1~4人
算数好きキッズの鉄板ゲームと言えばこれ。場に出ているヒントなどを手がかりに対戦相手のカードの数字を当てるというシンプルルールながら奥深く、やればやるほど集中力、記憶力、分析力、論理的思考力など、様々な能力が育まれます。教材として使用している小学校や塾が多いのも納得です。子供も大人も楽しめるので家族みんなで算数脳を鍛えましょう。¥1,870(学研プラス)
4人で遊ぶ「ペアプレー」は、味方と協力する連携プレーが楽しい。
ボードゲームは小さな社会。みんなで楽しみながら〝子供の考える力〟を育みます
すごろくや 代表取締役
丸田康司さん
ボードゲームの魅力は、そこにいるみんなで「小さな社会を作る」ということ。特定の審判は存在せず、みんなでルールを読み解いてゲームを進めます。そこには、ルールの存在を知り守ることや、協調性、やり抜くこと、勝ったり負けたりする嬉しさ悔しさの感情、自分で考えるなど、実に様々な体験があります。幼少期のこの体験は今後の人生の土台となり、いずれ向き合うことになる勉強や受験にも必ずプラスとして繋がります。とはいえ、一番大切なのは、心からみんなと楽しむこと。今回おすすめしたボードゲームは、どれも知的要素もありながら子供も大人も一緒に楽しめるものです。まずは、子供も巻き込みながら家族みんなでルールを理解し、思い切り楽しんでください。
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撮影/清藤直樹 取材・文/魚住 綾 編集/永吉徳子
*VERY2021年7月号「親の下心アリ、でも親子で楽しいボードゲーム」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。