コロナ禍で男子はどう過ごしてる?本音座談会|vol.1 仕事編
他人との距離がうまれたコロナ禍で、男子の生活も見えづらくなった昨今。「キラキラしたメンズたちは今、どんな生活をしている?」との疑問にお応えし、オンライン座談会を決行。初回は「仕事編」として、職種の違う3名にテレワークの裏話や飲み会事情について話していただきました!(※取材時は6月です)
【座談会メンバー】
福田大造さん(IT関連・34歳)
元商社マン。現在はIT関連、新規事業で人事システムの立ち上げ中。
清水慎一郎さん(コンサル・36歳)
新卒入社で今年14年目選手。シニアマネージャーとして多忙な日々をおくる。
藤林謙太さん(経営者・33歳)
新卒総合商社入社を経て、現在は不動産テック企業のLandit(ランディット)https://landit.co.jp/を経営。
最近のテレワークや飲み会事情は?
福田 テレワーク初期はオンラインでの会話の被りやテンポなど色々迷う部分はあったけど、もうすっかり慣れましたね。
藤林 僕は元々喋るのがうまくないんで、リアルでもどちらかというとミュートにしているくらいで(笑)。テレワークになってからは「より喋らなくなったね」って言われています。
福田 (仕事の)オンライン飲み会も最近減った。テレビで観たけど、タイムラグとか通信が途絶えた時のストレスって、満員電車くらい高いらしくて。オンライン飲みでリラックスしたいにも関わらず、その辺が通じずイライラしちゃったりすると、ストレス解消したいのか、ためているのか(笑)。だから僕は気をつけながら知り合いのバーとかで飲む方が好きです。ただ、仕事関係で商談を一歩前に進めるために飲むという手は使えなくなりましたね。
清水 僕はオンライン飲みはやっているほうでなんですが、メンバー間が初めましてだと関係性が築けないまま終わるとよく聞くので、やる時は結構気を遣っていて…。年次がもう上なので、自分主催にするとみんな参加せざるを得ない空気になっちゃうからあえて若手の人に開いてもらったり、「途中参加・途中退出OK」「飲まなくても大丈夫」にして。終わり時もみえないから、「一時間半で強制的に切ります」とゴリゴリのルールのもとでやっています。
藤林 リモート飲み、僕は全然していないな…。
オンラインのコミュニケーションでも、ひと工夫しています
福田 社内でのオンラインミーティングの時の画面は、必要に応じてONにしてと言っていて。午前中とかメイクやる気のない時は別に映さなくても仕事やっていればいいよって感じです。画面OFFでもリアクションだけは欲しいので、「OKです」と返事してもらったり最近ではスタンプを押すタイプのツールもあるので、それだけは頼むねって感じで。
清水 対お客さんじゃない限り、僕はそこまで気を遣わないかな。お客さんには失礼なきよう顔出しすべきかなと思いつつ、もちろんみんなに強制はしない。男子でも画面ONしない人もいますし。
藤林 うちも画面OFFでもいいとは言っているけど、相違にコミュニケーションする時にはあった方がいいと思っています。移動しながら電話する時など一概に画面ONがいいとされないし、別にそのあとのアウトプットがよければいい。ただ、受け取る側がどんな気持ちかは気になりますね。
福田 あと対社内のコミュニケーションが減ってきたので、会話をしやすく推進する意図で、最近はちょっとネタみたいな背景をいくつか仕入れてクスクス笑いを誘うとかしています。僕だと『電波少年』の背景にしてみて、若手が食いついてくるとそこから盛り上がったりして、それから真面目な背景に切り替えたり。もし誕生日のメンバーがいたらハッピーバースデーの背景にしてみるとか。
藤林 僕は書斎のデスクをL字配置にして背景は潔く壁でシンプルにしているくらい。背景に凝るの、すごいですね。
福田 あとは社外だと、採用面接の時とかに自分の自己紹介が毎回大変だから自己紹介を書いた背景にしてみたり。商談の時は、自分自身の経歴やイベント詳細をQRコードで仕込んでおいて、お客さんが食いついたら説明する…みたいなこともやっています。
清水 僕は社外向けではあえてあまりやっていなくて。無難な方がいいから会社名のロゴが入ったバックにしています。社内ではとっつきやすいように、部屋の一部が見えたり生活感がみえたほうがいいのかななんて思います。時間とか場所にとらわれない生き方にずっと憧れていたので、僕はこの先もフルリモートがいいな。海外でも時差あったりもでも会議に出れたりするし会社PCさえあればなんとでもなるので、便利な時代になったなと思います!
すっかり普及したテレワークにも葛藤やいろんな工夫があったよう。ほんの一部ですが、男子たちの本音が聞けて、新たな発見や共感も!次回は「趣味編」で、コロナ禍における変化やマイブームについてまた違うメンバーで語っていただきます。
取材/田村宜子