【防災】100円グッズで備える!①玄関

いつ起きるかわからない災害。しっかり備えておかなければと思うけど、「何をどれくらい買ったらいい?」と悩むうちに、準備できないままになってしまいがちですよね。でも実は身近にある100円雑貨で備えることができるんです!

100円雑貨を活用してふだんからできる防災対策があります!

「防災対策というと特別なことに感じるかもしれませんが、そんなことはありません。普段食べているものを少し多めに買うだけで、ローリングストックに。また、暮らしやすいようにきちんと片づけるだけでも、立派な災害対策に。被災したときにケガをしたり、死亡するリスクを下げることができます。実は、防災対策は日常の延長にあるものです。こんなふうに、できることを少しずつやっていくことが、防災対策になります。
今はコロナ禍で避難所の収容人数は平時の3分の1。すぐ埋まって、避難所に入れないこともあります。入れても救援物資が必ずもらえるわけではありません。そんなときのために、自宅避難の体制を整えたり、非常用持ち出し袋を準備することが必要です。といっても、買って終わりではなく実際に使ってみることが大切。防災対策には、身近な存在で試しやすい100円雑貨でできることがたくさんあります。ぜひやってみてください!」

【玄関編】廊下から玄関は非常時の避難経路。できるだけものを置かないで!

玄関や廊下は災害の際に家から逃げる避難経路になります。ここはできるだけ何も置かないようにするほか、しておくと安心な対策があるので見ていきましょう。

地震の揺れで扉の中身が出るのを防いで

地震の揺れで扉が開くと、靴やしまっていたものが飛び出し、避難の妨げに。補助的にロックをつけて、飛び出しにくくしましょう。

【Seria】キャビネットロック シンプルW10.2×D2×H4.2㎝ ¥100

扉が開いても中身が出にくい工夫を

もし扉が開いてしまった場合でも、棚にすべり止めマットを敷いておけば靴が飛び出しに くく、避難の妨げになるのを防ぎます。

【Can★Do】 すべり止めマット 厚手タイプ オフホワイトW30×H100㎝ ¥100

\POINT/お掃除ロボットが行き来できる状態にしておきましょう

玄関と廊下は被災時に逃げる妨げにならないようものを置かず、靴もすべてしまうか1足のみに。何も置かないのがベスト。もし、飾りたいものがあるなら落ちても割れないものに。フレームは軽い樹脂製などにしましょう。

教えてくれたのは
国際災害レスキューナース 辻 直美さん


被災地派遣は国内29件、海外2件、災害レスキューナース歴26年と経験豊富。著書に『レスキューナースが教えるプチプラ防災』(扶桑社)。

Mart2021年10月号
“まさか”に対する備えもはかどる!「100円防災グッズ」 より

撮影/小林愛香 取材・文/植田有希 撮影協力/佐藤まりあさん、山村真里さん 編集/倉澤真由美 構成/長南真理恵