モデル・オードリー亜谷香「結婚、そしてアメリカへ。32歳の選択」【前編】

持ち前の明るさと輝く笑顔、礼儀正しくいつだって思いやりにあふれる太陽みたいな存在――4年間『CLASSY.』のカバーを飾ってきた〝オーちゃん〟ことオードリー亜谷香が、今号をもって卒業することに。ホームタウンであるアメリカ・カリフォルニアに帰国し、新たな人生を歩み始めます。今までのこと、これからのこと…最後にたっぷり話を聞きました。またいつか会う日まで――Thank you,オーちゃん!

チャレンジ”によって叶ったモデルになりたいという私の夢。本当に幸せな日々でした

今回は、オーちゃんが来日してか
肩にかけたカーディガン¥28,600ニット¥23,100(ともにユナイテッドアローズ/ユナイテッドアローズ有楽町店)スカート¥33,000(ツル バイ マリコ オイカワ)サンダル¥155,100(クリスチャン ルブタン/クリスチャン ルブタン ジャパン)パールネックレス¥4,400(ビームス ボーイ/ビームス ボーイ原宿)チェーンネックレス¥9,900〈インムード〉バングル¥11,550〈エイチアッシュ〉(ともにフォーティーン ショールーム)

今回は、オーちゃんが来日してから今日まで…どのように過ごしてきたかをプレイバック!

オーちゃんの日本での14年間をプレイバック

モデルになる夢を叶えるため、19歳で来日。

    今回は、オーちゃんが来日してか

    日本でモデルをスタート
    パパは私が大学を休学して日本に行くことが心配だったみたい。最初の1カ月はママも日本に来てくれて、一緒に事務所を探すのを手伝ってくれました。初めてのひとり暮らし、憧れのモデルの仕事…ワクワクしかありませんでした。『JJ』の仕事が決まったのが来日から3カ月経ったころ。本当にうれしかったのを覚えています。

    今回は、オーちゃんが来日してか

    『JJ』のカバーモデルに!
    2012年5月号で初めて表紙に登場!ニコルちゃん、大川藍ちゃんとの3人組でした。カバーモデルになることをずっと目標にしていたので本当にうれしかった。『JJ』の表紙には卒業まで35回も登場させてもらいましたが、なんと歴代最多なんですって!

    今回は、オーちゃんが来日してか

    憧れのモデルになれたうえ表紙まで飾れるなんて、想像もつかなかった。雑誌の顔になるわけで責任も重大だけど期待されることがうれしかったな。上_オーちゃん表紙初登場の号。(JJ2012年5月号)下_オーちゃんJJ卒業号の表紙。(JJ2017年12月号)

    今回は、オーちゃんが来日してか

    『CLASSY.』に初登場
    『JJ』に出始めたころは妹キャラだった私も、先輩たちの卒業が重なり、いつしかお姉さん的立ち位置に。撮影現場は女子校みたいな感じでいつも賑やかで楽しくて居心地もよかったけれど、モデルとしての新たな一歩を踏み出すため、『CLASSY.』に挑戦!初めての企画は後輩OLを演じる着回し企画でした。

    今回は、オーちゃんが来日してか

    『CLASSY.』のカバーモデルに抜擢
    これを機に『JJ』を卒業。今までの撮影現場ではモデルが複数いることが当たり前でしたが、『CLASSY.』では表紙はもちろん、ファッションの企画でも私ひとりということがほとんど。最初は戸惑いもありました。じっくり作品を作り上げていくチームワークを学べたことで、モデルとして成長できたと思っています。

    今回は、オーちゃんが来日してか

    『CLASSY.』初表紙。本当はロケ予定でしたが、天候が悪くスタジオで撮影。ここまでアップの表紙は珍しいから印象に残っています。(CLASSY.2018年1月号)

    今回は、オーちゃんが来日してか

    彼からのプロポーズを受ける
    プロポーズはパンデミックの直前。ちょうど年末年始でアメリカに帰国していたときでした。予想していなかったから本当に驚いたけれど、感動したしうれしかった。カリフォルニア時代から付き合い始め、この時点で12年もの遠距離恋愛。私は日本にいるし、仕事があるし、30代になってからかな、と伝えてたの。焦らずせかさず、待っていてくれた彼に感謝。

    今回は、オーちゃんが来日してか

    アメリカへ帰国、そして結婚
    コロナ禍で、私の気持ちにも変化が。20代を日本で過ごしモデル業に専念したように、30代はアメリカで彼との暮らしを楽しみたい…その思いがクリアになっていきました。『CLASSY.』のカバーモデルを卒業するのは寂しいけれど、本当に感謝の気持ちで胸がいっぱい。すごく幸せな4年間でした!

撮影/渡辺謙太郎 ムービー/白木努(PEACE MONKEY)モデル/オードリー亜谷香 ヘアメーク/川村友子 スタイリング/大野千歩 取材/西道倫子 動画ディレクション/浅田くみ子(CLASSY. ONLINE) 撮影協力/AWABEES 再構成/Bravoworks.Inc