家族写真、衣装、千歳飴…気分が上がる!【オシャレな七五三】の作り方

子どもの健やかな成長を願う大切な行事、七五三。子どもの可愛い着物姿が見られたり、両家の祖父母とも会える貴重な機会ですが、リサーチや予約、家族のスケジュール調整、当日の着替えや撮影など、考えることが山積みで正直大変なことも。そこで最近は、慣習にとらわれずに家族に合ったスタイルでお祝いする人が増えています。

千歳飴など七五三にまつわるアイテムひとつをとっても、今までにない新しいブランドからオシャレなものが出ていたり、着物や写真など、大事にしたいポイントは人それぞれ。ちょっとのこだわりで記憶に残る七五三にできたら嬉しいですよね。当日はもちろん、後から写真を見返すたびに気分が上がるオシャレな七五三の作り方について、先輩ママとVERYモデル&スタッフのこだわりポイントをご紹介します!

 

 大切な家族写真は
ロケ撮影が満足度高め!

七五三のメインイベントと言っていいほど重要な記念撮影。祖父母に渡したり年賀状に使ったりいろんな人に見てもらうことを考えると、一番のこだわりポイントかもしれません。満足度が高くて人気なのはスタジオよりもロケ撮影のようです。

出張カメラマンの写真は雰囲気が良く、子どもたちも自然な笑顔が撮れました。撮影代はトータルで40,000円(撮影料+アルバム代)。七五三にまつわることの中で一番お金をかけた甲斐があり、とても満足しています。ただ、お参りする神社が出張カメラマンNGだったために撮影用の神社を探すことになったので、事前に確認しておいて良かったです」(4歳・2歳女の子ママ/専業主婦・神奈川県在住)

 

7歳と5歳の女の子ママでVERYライターの木村幼奈さんは「スタジオ写真は長女の時に撮ったので、次女はヘアメイクの時から神社でのお参りが終わるまでカメラマンにお願いし、ロケのように一連の流れを撮ってもらいました!家族みんなとの自然な風景を撮ってもらえてとても満足しています」と、ストーリー仕立てに撮影してもらうのもドラマチック。

 

 撮影の主役はやっぱり着物
アンティークを探すこだわり派も

 

子どもの着物はレンタルで済ませる人も多い中、こだわりの一枚を購入したのは8歳女の子、4歳1歳男の子ママのVERYライター・古川ケイさん。「3歳長男は、撮影をお願いした鈴木心写真館から紹介してもらった“着縁”というアンティークの着物ショップでレンタルしましたが、そのアンティークの着物は息子が初めて袖を通すもので、柄が珍しくてすごくよかったのでそのまま購入しました!いつか孫にも引き継ぎたくて。ちなみに、その着物は青だったのですが、5歳用に黒い着物も年代物を着縁さんに探してもらうようにお願いし、先日素晴らしいものが見つかったので購入しました

 

また、7歳5歳の兄弟の七五三を経験したVERYモデルの青木裕子さんは、着物の素材も厳選。「袴は化繊ではなく正絹でと思うとレンタルではないお店もあるので、事前に選びに行った方がいいと思います

青木裕子さん長男5歳、次男3歳の時の七五三。

 オシャレな千歳飴や小物も
写真映えに一役!

 

七五三に欠かせない千歳飴、写真館や神社でもらえるものを持たせる人も多いと思いますが、ちょっとこだわるだけでオシャレ度はアップ!「ナンバーシュガーの千歳キャラメルはパッケージが可愛く、味も美味しいのでおすすめです。あと、撮影のポーズのネタが尽きないように、紙風船や風車など和風の小道具も少しだけ用意しておきました」(6歳女の子・1歳男の子ママ/歯科医師・東京都在住)

ナンバーシュガー以外にも、バルセロナ発のキャンディショップ「パパブブレ」のカラフルなイラストが可愛い千歳飴や、手土産としても人気の和菓子店「HIGASHIYA」のシックな千歳飴も写真映えすること間違いなし。気になる方はぜひチェックしてみてください!

千歳飴 おしゃれ オシャレ 七五三

毎年人気のパパブブレの千歳飴。鹿児島睦氏デザインの千歳飴袋に入れて販売。購入はオンラインショップから。

 

また、女の子が気になるのが髪型選び。3歳だとまだ髪の毛が細くて毛量が足りないこともあり、巻いてボリュームを出すことが多いようですが、「日本髪にしましたが、3歳のうちにしかできないぱっつんボブにすればよかったと思いました」(4歳・1歳女の子ママ/専業主婦・神奈川県在住)との声も。

 

そして最後に、親がどれだけ頑張ってオシャレな七五三を演出しても、一番重要なのは当日の子どものご機嫌!

娘が足袋を嫌がった時のために、お気に入りのバレエシューズも用意。案の定、痛いと言い出したので履き替えたらご機嫌で踊り出しました」(4歳・1歳女の子ママ/自営業・東京都在住)「少しだけ草履を履く練習をしたのと、念のためにかかと止めを用意。撮影は子どものご機嫌が全てなので、事前に少しだけでもポーズの練習をしておくのと、笑顔になれるアイテム(お菓子でもおもちゃでも)をバッグに忍ばせておくと良いと思います」(6歳女の子・1歳男の子ママ/歯科医師・東京都在住)など、当日はご機嫌とりのアイテムも忘れずに!

 

取材・文/宇野安紀子

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