【レシピ】ワインセラーローゼンタール 島田由美子さんのハルマキ100本ノック 45本目/100
「春巻きは楽しい」「春巻きは簡単で美味しい」をモットーに、毎週1本ずつご紹介する「ハルマキ100本ノック」 まだまだ100本達成への道のりは遠いですが、日々の暮らしのなかで春巻きが、皆さんの身近な存在になったら嬉しいです。巻いて欲しい素材のリクエストやご質問なども大歓迎。(herself@kobunsha.com)まで、いつでもお待ちしています。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは3本分の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
45/100
みょうがと長芋、味噌の春巻き
夏薬味代表として、爽やかさが魅力の茗荷。涼しくなってくる時季の秋茗荷は身が詰まり、夏とは一味違う複雑味が出てきます。夏も秋も、それぞれに美味しいけれど、秋茗荷はコクがあるものと合わせると、より美味しく感じます。今回は味噌と合わせましたがチーズともよく合いますよ。徳利と猪口を引っ張り出してきて一杯やりたい、秋を感じる味です。
【材料】3本分
- みょうが 4個
- 長芋 12㎝
- 赤味噌 小さじ2
- 春巻きの皮 3枚
- サラダ油 大さじ4
【作り方】
1.長芋は皮を剝き、縦6等分に切り合分ける。茗荷も縦6等分に切り分ける。
2.春巻きの皮の上に長芋2本を置き、上に味噌をまだらに塗ったらみょうがを置き、しっかり巻く。
3.フライパンにサラダ油を入れ、弱火で温め、長芋の面を下にして並べ、そのままの温度でじっくり揚げ焼きする。
4.すべての面が、美味しそうなキツネ色になったら油を良く切り、半分に切り分ける。
【合わせたいお酒】
何といっても純米酒。ぬる燗なら、尚良しです。
【動画でも作り方を公開しています】
【バックナンバー】
25本目:グリーンアスパラガスと、その皮、ちりめんじゃこの春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
☎03-3574-8758
営業時間: 18:30~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子