【レシピ】ワインセラーローゼンタール 島田由美子さんのハルマキ100本ノック 46本目/100
「春巻きは楽しい」「春巻きは簡単で美味しい」をモットーに、毎週1本ずつご紹介する「ハルマキ100本ノック」 まだまだ100本達成への道のりは遠いですが、日々の暮らしのなかで春巻きが、皆さんの身近な存在になったら嬉しいです。巻いて欲しい素材のリクエストやご質問なども大歓迎。(herself@kobunsha.com)まで、いつでもお待ちしています。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは3本分の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
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きゅうりと秋刀魚の蒲焼き、焼き海苔の春巻き
火を通したきゅうりを初めて食べたのは中学生の時。友人自作のお弁当を興味津々で覗いていたら、「きゅうり。炒めても美味しいよ」とお裾分けしてくれて。胡麻油とニンニクが効いて、軽く醤油で味付けしたそれは、いつものきゅうりと違う異国の味、なんとなく大人を感じさせる味でした。そう、きゅうりは火を入れても美味しいのです。未体験の人は、この機会にぜひ。
【材料】3本分
- 秋刀魚の蒲焼き…1缶
- きゅうり…2本
- 塩(きゅうりの下ごしらえ用)…少々
- 焼き海苔…1枚
- 春巻きの皮…3枚
- サラダ油…大さじ4
- 粉山椒…好みで
【作り方】
1.きゅうりは2㎜厚さにスライスしてボウルに入れ塩をまぶし、しんなりするまで15分ほど置く。
2.秋刀魚の蒲焼は、缶から出したらキッチンペーパーに包んで、しっかり汁けを取る←大事!
3.春巻きの皮の上に焼き海苔をひと口大にちぎって敷き、きゅうりの水気をギュッと固く絞って載せ、上に秋刀魚の蒲焼を3、4切れに分けて置き、しっかり巻く。
4.フライパンにサラダ油を入れ弱めの中火で温めたら、春巻きをきゅうりの面を下にして並べ、そのままの火加減で揚げ焼きする。
5.すべての面が美味しそうなキツネ色なったら油を良く切り、半分に切り分け、好みで粉山椒を振りかける。
【合わせたいお酒】
スパイシーさのある赤ワイン。
【動画でも作り方を公開しています】
【バックナンバー】
25本目:グリーンアスパラガスと、その皮、ちりめんじゃこの春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
☎03-3574-8758
営業時間: 18:30~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子