ちょっといい鮭を買う
あったかいごはん
おいしいもの大好き!バレエ愛美魔女の中川絵里菜です。 母はお盆に並べきれないほどのお料理を作る人でした。季節の節目には親族が寄り集まってたくさんのお料理を囲む、そんな楽しい時間を過ごして育ちましたから私も母譲りのおもてなし大好き人間です。お料理を囲んでみんなでわいわい過ごす時間は幸せを感じますよね。 毎日家族団欒できれば理想ですが現実はなかなか。普段の生活リズムは午前中に家事と夜ごはんの支度を済ませ午後からバレエ教室へ。子どもたちが小さな頃はお弁当を作っていき教室で食べさせたり、寝落ちた子どもたちを両腕に抱えて帰ったりしていました。母は強し。理想が毎日出来なくとも「ちゃんと食べさせれば、ちゃんと育つよ」母の教えは鍵っ子、一人っ子で育った私も実感しています。何か悲しいことがあったとき、寂しかったとき、あったかいごはんに心もあったまった経験はありませんか?私はたくさんあります。
我が家の基本は一汁五菜。日曜日に一週間分の食材を買い出して一週間分の献立を決めます。時間がある時に金平・煮浸し・かぼちゃの煮物・ナムルなどの副菜を作り置き。育ち盛りの子どもたちはぺろりと平らげてくれるので作り甲斐があります。 でも舞台本番前はもう大変!朝から夜まで教室。気付けば、あれ?今日は日光浴びてないな~という日も。そんな時の救世主が「ちょっといい鮭」。 ちょっといい鮭を買っておく。ちょっといいお塩とレモンで。ちょっといいお皿に盛り付ける。副菜は作り置きおかずたちが良い仕事してくれます。具だくさんなミネストローネやおみそ汁といただけば栄養満点!お手抜き料理には見えないでしょ?
ちょっといいスペアリブは前の晩に漬け込んでグリルにおまかせ。ちょっといいアスパラは卵黄でオランデーズソースを作ればオシャレに。 ちょっといい食材で、ちょっと余裕ができる。子どもたちがちょっとこぼしてもまぁいいか。忙しい時ほど、のんびり、ゆったり、生きましょう。 ご一読ありがとうございました。 中川絵里菜