旬の野菜を組み合わせて、手軽につくれてヘルシーなサラダ。肉や魚がメインのときも、パスタなどの麺類のときも、副菜として食卓に登場しますよね。一方で、アレンジがマンネリ化してしまうという悩みも……。そんな時にぴったりのトッピングを紹介します。
ナッツとドライフルーツを組み合わせたサラダのための“ナッツ”
ここ数年、ナッツの栄養価や食感、風味などが注目され、そのまま食べたり、お菓子やパンなどに使うだけでなく、様々な料理に使うレシピも増えてきました。今回紹介するのは、サラダ専用ナッツ「GOOD NUTS GOOD SALAD」。東京・上野のアメヤ横丁で65年続くナッツとドライフルーツの専門卸問屋「小島屋」が発売しています。
「小島屋」は71種類の自家焙煎のナッツと82種類のドライフルーツを扱っています。そんな「小島屋」の店主・小島靖久さんが、もっと多くの人にナッツやドライフルーツを楽しんでもらうにはどうしたらいいかと考えていたときに、レストラン「sio」の鳥羽周作シェフと出会って、今回の「GOOD NUTS GOOD SALAD」が誕生しました。
「sio」は小島さんが大好きなレストラン。「あなたのお店のレシピを一緒に考えます!」という企画をクラウドファンディングで行っていたときに、ダメ元で鳥羽シェフに依頼したのがきっかけだったそう。
サラダ専用というのは鳥羽シェフのアイデアでした。鳥羽シェフがお店で大事にしているのがサラダ。そのサラダが手軽に美味しくなるナッツをつくろうということで、「GOOD NUTS GOOD SALAD」生み出しました。すべて手作業でつくる手間暇かけたサラダ専用ナッツは、かけただけでいつもとは違うサラダに変身させてくれます。
気になる中身は、カシューナッツをベースに、アーモンドやクルミといった異なる食感でサラダにアクセントを加えています。イチジク、グリーンレーズンの甘酸っぱさがプラスされて爽やかさを感じるだけでなく、クミンやコリアンダーのスパイシーな香りでお店のような味わいに変化。
「小島屋」と鳥羽シェフが考える美味しいサラダづくりのポイントは3つ。①食べるリズム、②五味(旨味、苦味、甘味、酸味、塩味)+1(香り)、③お手軽、なのだそう。ナッツそのものの旨味、ナッツの皮の苦味、ドライフルーツの甘味と酸味、スパイスの香りを組み合わせてサラダ専用ナッツとなりました。
鳥羽シェフのおすすめは、オリーブオイル+ビネガー+塩のシンプルなドレッシングに「GOOD NUTS GOOD SALAD」をふりかけるサラダですが、市販のドレッシングでももちろん美味しく仕上がります。野菜を組み合わせたサラダはもちろん、蒸し鶏やツナ、ホタテなどに合わせても美味しくしあがります。
定番のグリーンサラダとは間違いない組み合わせ。
大根のシャキシャキ感とも相性がいい!
アボカドにトッピングすると、ちょっとしたおつまみにも。
トマトの甘みが引き立ち前菜にもなります。
温野菜にはクリーミーなドレッシングと一緒に。
ポテトサラダにトッピングしたり、チョップドサラダのように野菜すべてを細かくカットして和えたり、コブサラダの具材に加えたりと、いろいろな楽しみ方ができる「GOOD NUTS GOOD SALAD」。いつものサラダをワンランク上に仕上げてくれるサラダ専用ナッツで、おうちサラダを変身させてみてはいかがですか?
ドライフルーツナッツ専門店小島屋:https://www.kojima-ya.com
商品販売ページ: https://www.kojima-ya.com/c/all/nut/GOODNUTSGOODSALAD
取材・文/岡部礼子