【レシピ】ワインセラーローゼンタール 島田由美子さんのハルマキ100本ノック 55本目/100
「春巻きは楽しい」「春巻きは簡単で美味しい」をモットーに、毎週1本ずつご紹介する「ハルマキ100本ノック」 まだまだ100本達成への道のりは遠いですが、日々の暮らしのなかで春巻きが、皆さんの身近な存在になったら嬉しいです。巻いて欲しい素材のリクエストやご質問なども大歓迎。(herself@kobunsha.com)まで、いつでもお待ちしています。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは3本分の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
55/100
リンゴと蕪の春巻き、柚子胡椒風味
ちょっとあると嬉しい調味料の筆頭、柚子胡椒。今やすっかり冷蔵庫の定番ですが、「使いきれない」という声をよく聞きます。鍋に限らず、肉でも魚でも、根菜でも、何とでも美味しく合いますよ。コツは、たんぱく質または自然な甘味がある食材と合わせること。全体をスッキリまとめてくれて、さらにお酒のおつまみにぴったりな味わいに化けてくれます。
【材料】 3本分
- リンゴ… 1/2個
※紅玉が手に入れば最高ですが、なければ、なるべく蜜入りでない小振りなものがよいです - 蕪…1個(リンゴと同量を目安に)
- 柚子胡椒…小さじ1/2
- 片栗粉…大さじ1
- 春巻きの皮…3枚
- サラダ油…大さじ4
【作り方】
1.リンゴと蕪は皮付きのまま1㎝角のサイコロ状に切り分けてボウルに入れる。
2.1に柚子胡椒を入れ、全体に馴染むように混ぜたら片栗粉を加えて、さらによく混ぜる。
→まず柚子胡椒を全体に行き渡らせてから、片栗粉を入れましょう。細かなことですが、味を均一にするうえで大事です。
3.春巻きの皮の上に2を横長に載せ、きっちり巻く。
4.フライパンにサラダ油を入れ、弱めの中火で温めたら春巻きを並べ、そのままの火加減でじっくり揚げ焼きする。
5.全体が美味しそうなキツネ色になったら油を良く切って、半分に切り分ける。
【合わせたいお酒】
辛口のシードル、微発砲ワインや日本酒のスパークリングなど、優しいシュワシュワと。
【動画でも作り方を紹介しています】
25本目:グリーンアスパラガスと、その皮、ちりめんじゃこの春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
03-3574-8758
営業時間: 18:00~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子
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