イマドキの小学生の恋愛 「つき合う」って何? STORYライター・東 理恵が子どもたちと家族座談会

みなさんご存じでしょうか。
今の「小学生の恋愛」がどこまで進んでいるのか……。

STORY[ストーリィ]

小5の双子男女を持つSTORYライター・東 理恵です。
もともと、この企画は私の娘の友だちから
「〇〇ちゃん、つき合ってるんだって」
と聞いたことがきっかけです。
「ちょっと待って! 今の小学生はどこまで進んでいるの?」
私たち40代が小学生の時代は「つき合う」という言葉自体、出てこなかったはず……。
ですが今は、出てくる出てくる~。
今回、本誌4月号 P.230~のJuniorSTORY企画【小学生のラブストーリー事情】では、恋愛に積極的な読者の娘さんたちの話だけでなく、今の少女マンガの実情について『りぼん』編集部にも取材しています。

改めて、思春期に突入したばかりのうちの双子たちにも聞いてみました。

STORY[ストーリィ]

「ちょっとここに座って聞いて。ねぇ、『つき合う』って何?」
すると2人とも急にうつむいて、ニヤリ……。
照れて恥ずかしいようで、娘は
「わからない~」と笑いながら答えます。
〈知っているけど話さないよ~〉という素振りです。

一方、息子はニヤニヤして下を向いたままで、何も言おうとしません。
そこで息子に
「クラスでつき合っている子はいるの?」と聞いたら、
「〇〇くんと、××ちゃん」と返答が!
なんだ、知ってるやん(笑)。
〈クラスでも話題になってるのね〉と胸の内で思い、私もニヤけながら
「え~、〇〇くんつきあってるの? 〇〇くん、モテるって聞いたよ」と言うと、
「女の子とよく遊んでるからじゃない?」とそっけなく言い返します。
ちょっと気になるのか、実は羨ましいのか……そんな態度で。そして
「もういいよ~!」と言って、逃げていってしまいました(笑)。

娘には
「好きな子がいるならつき合ってもいいよ」と言うと、
「私は中学からでいいよ~」とニヤニヤ。
中学に入ったらつき合いたいのか? さすがに小学生ではまだ早いと思っているのか?
「恋愛はいっぱいしたほうがいいよ。ママもいっぱいしてきた。楽しいことも辛いこともあったけど、めっちゃ勉強になるから」と娘に話しました。

うちでは2人とも「興味はあるけど、まだいい……」という感じのようです。
〈恥ずかしい、でもどんな世界かな〉という感覚でしょうか。
娘は、私が今回の取材のために買った少女マンガを読みあさっていたので、恋愛に対しての憧れはあるみたい。
息子は、恋愛よりも、今はとにかく「フォートナイト」のゲームがいちばんなのですが、先日のバレンタインデーにポツリとひと言。
「ひとつも、もらえなかったな……」と(笑)。
なんや、欲しかったんや! 〈そんなんどうでもいい〉みたいな態度してたのに(笑)。
ちょっと悲しかったようで、
「私が好きなチョコあげるよ。何がいいの? 私からいっぱいあげるから~。愛情も! ミユ(娘)には内緒ね」と言い、「大アポロチョコ」と「いちご味のきのこの山」を大量にプレゼント。頭を、わしわしなでなでしておきました。
ふたりとも、いい恋愛をしてほしいな。どんな人でもOKよ!

うちの子たちの周りでも、小5でつき合っている友だちが何人かいるようでした。
でもそこまで、心配するようなつき合いではなさそうで、一緒に帰ったり、公園で遊んだり、話をしたり。
今はまだ、遠目から冷静に見守るのが良さそうです。

*小学生の恋愛についてもっと知りたい方は、STORY2022年4月号(P.230~)【小学生のラブストーリー事情】をご覧ください。

取材/東 理恵

「男の子の子育て」どうする問題。
識者4名に聞きました!

STORY[ストーリィ]

STORY[ストーリィ]

【男の子の育て方 対談連載vol.1】「うちの子が競争社会で勝ち抜けなかったらどうするの?」が問題です

STORY[ストーリィ]

STORY[ストーリィ]

娘と息子の子育てにも力を貸してくれる!?
STORYライター・東 理恵の家庭用ロボット体験記①

STORY[ストーリィ]

STORY[ストーリィ]
STORY