クローゼットがぐちゃぐちゃ…部屋が汚い女子の「うまく片付けられない言い訳」3つとは

春のオシャレ取捨選択、今回はその服たちをうまく回すために欠かせない片付けのお話。クローゼットが整ってすべての服が稼働するようになったら、オシャレはもっと楽ちんになるはず。片付けやファッションのプロたちから、クローゼットの巡りがよくなる金言とアイデアをいただきました!

クローゼットぐちゃぐちゃ女子たちの言い分

私たち、どうしても片付けられない!

    春のオシャレ取捨選択、今回はそ

    [1]仕事服、休日服、インスタ撮影用の服まで…とにかく服があふれてる!
    「ものが多すぎて、クローゼットの循環が悪いのが悩み。1コーデしかできない服もあって、スタイリングが限られた服で占拠されているのがもったいないと感じる日々。」石井里奈さん(通信関連/32歳)

    春のオシャレ取捨選択、今回はそ

    [2]もったいなくて古い服ともお別れできず、どんどんモノが溜まっていきます
    「ベーシック服が好きなこともあり、長く着られるのに甘えて手放すタイミングがわからなくなってしまって…。クローゼットに服が地層のように溜まってます。」中川葉月さん(秘書/26歳)

    春のオシャレ取捨選択、今回はそ

    [3]毎日コーデを決める時間がストレスになりそう…見にくいクローゼットを卒業したい
    「服を詰め込みすぎていて、着たい服が見つかりにくい…。なかなかコーディネートが決まらず服を出しすぎて、さらにぐちゃぐちゃになるという悪循環に陥っています。」大河内咲織さん(サービス関連/28歳)

なぜ私は片付けられないのか?心理学の観点から解説!

新しい服を買うだけじゃオシャレになれない

アラサー世代は仕事や恋愛・結婚

アラサー世代は仕事や恋愛・結婚など、ライフステージの変化に伴ってストレスも抱えやすい時期。ライフスタイルをより充実させたい人こそ、仕事、友人関係、恋愛、体型維持…など注意を向ける領域が増えるので、時間や心に余裕がなくなり、結果的にクローゼットや部屋にモノであふれやすくなってしまうのです。「部屋は自分の心の状態を映し出す鏡」。心に余裕がなかったり、気持ちが乱れている状態だと、部屋も自然と散らかってしまうし、片付けても元に戻ってしまいます。だからこそ、まずはモノに執着してしまう心理=「自分の価値や存在意義をモノを通して実感する」状態から解き放たれることが大切です。そのためには「自分の心と向き合う時間」を作ることが第一歩。毎日体の汚れを落とすように自分の心と向き合ってみてください。楽しいことだけでなく、今日感じたイヤな気持ちや不安だったことにも向き合うこと。朝や夜にヨガや瞑想をするのも自分の心を整える効果があります。しっかり自分と向き合い、モノに執着しない心の状態へ。自分に必要なものとそうでないものの分別がつく〝ウェルビーイングな自分〞が、整ったクローゼットと毎日のオシャレに繋がっていくはずです。
※クローゼットの写真はイメージです。

お話を伺ったのは

カウンセラー/講師/作家・根本

カウンセラー/講師/作家・根本裕幸先生
カウンセラーとして延べ1万5000本以上のカウンセリングをこなし、年間100本以上の講座やセミナーも。『執着を手放して「幸せ」になる本』(学研プラス)は必読。

撮影/五十嵐洋 取材/佐藤かな子 再構成/Bravoworks.Inc