ひとつの「白」で、暮らしを変える⑧

吉田裕美佳さん

インテリアデザイナー〈FLOOAT,INC.〉。人の動きや流れを考慮したデザイン、マテリアルやディテールに至るまで、居心地のよさを追求した空間づくりに取り組んでいる。

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吉田さん的「愛着の湧く、白のプロダクト」の探し方。

1 光沢した〝白〟のアイテムは選ばない!
テカリがあるものはどうしてもチープに見えてしまいがち。光を抑えたものをインテリアに取り入れることで、一帯がぐっと上質になります。

2 素材を感じるもの、肌触りを重視して選ぶ。
白壁や白天井などで構成される白い空間では、素材をきちんと感じるものを置くことを意識します。するとノイズは消しつつも無機質には転びません。

3 〝可愛げ〟のあるフォルムや、使っているときに幸せな気持ちになるものを選ぶ。
日用品であれば、見た目だけでなく機能美も大切。使いやすさはもちろん、使っているときに気分が高揚するものを選びたいと思っています。

 

KCLのゴム手袋
ドイツを拠点に企画・製造されているグローブは天然ラテックス製。グリップ力が高く濡れた状態でも滑りにくいので、キッチンやバスルームで重宝すること間違いなし。「丈夫で手馴染みがいい。ようやく見つけた理想の白いゴム手袋です。もう何年も愛用していて、常にストックしています」。¥1,320(KCL/general view)

 

Vitraのヌアージュ セラミック(花器)
世界的なデザイナー・ロナン&エルワン・ブルレックが手掛けた名品。雲のようなデザインは彼らのさまざまなプロダクトに応用されている。吉田さんが使用しているのは、ミディアムサイズ。「曲線から生まれるやわらかな陰影がきれいなので、そのままオブジェとしても」。¥13,200(Vitra)W19.5×D11×H8cm

 

Vitraのロワゾー
吉田さんが自宅に置いているという鳩のオブジェ。大理石製は世界で500個限定。プロダクトながら天然大理石ゆえの模様の差も魅力。「シンプルで滑らかなフォルムが可愛くて。白い大理石のさらりとした上質な肌触りも好みです。鳥のオブジェは毎年結婚記念日に買い足しているもの。こちらは2020年に」。¥81,400(Vitra)

 

 

撮影/草間智博〈TENT〉(静物)  取材・分/藤井そのこ 構成/松本朋子

※2021年10月発売号掲載当時の情報です。

 

 

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