ふっくら上がって見える!【引き上げメイクテクニック】4つの原則は?
「延期になっていた集まりが急遽実現」「ずっとオンラインだったのにリアルで会うことに」…。このご時世、マスク越しや画面越しでのやりとりに慣れ、油断している間にすっかりたるみが進行していた!という人も多いはず。今すぐなんとかしたいあなたに、即引き上げて見せるメークテクニックを紹介します。
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美のプロ直伝! 【肌がたるまない洗顔法】の正しいルール
濃いシェーディングは必要ナシ。血色&ツヤでメリハリ強調なら、自然とふっくら上がって見える!
<Before>間延びしてシワの影も気になります<After>影を消し血色を足せば メークしただけでグッと引き上がる!オフショルブラウス¥28,600(ダブルスタンダードクロージング/フィルム)イヤーカフ[右]¥1,980(ミミサンジュウサン/サンポークリエイト)その他(スタイリスト私物)
美容医療のリフトアップメニューをメークで再現。瞬時に若返る!華やぐ!
肌悩みのうち、ごまかすのがもっとも難しいのが 〝たるみ〟かもしれません。年々頰は間延びするし、輪郭のもたつきや毛穴の目立ち、シワも現れてきます。そこで有効なのが、美容クリニックでの施術を参考にメークすること。光と血色感の入れ方次第で、濃い影を入れるよりも自然に、でも明らかに見た目が変わります。「血色メリハリメーク」、ぜひ試してみて!
幅広い年齢層の女性誌を担当。トレンドを取り入れつつ、経験により生み出されたテクニックを駆使し、無理のないエイジレスメークを提案。
ポイントは…
老けが出やすい縦ラインを意識
ゴルゴ線、ほうれい線、マリオネット線の3本の縦ラインは、ぐっと見た目年齢を押し上げます。明るいコンシーラーなどで縦ラインをカバーするのが近道。
上げて見せたいところにハイライト
頰からこめかみにかけての部分は年々下がってきます。高い位置にハイライトを入れてメリハリをつけ、糸リフトをしたようにキュッと引き上げて見せて。
影になる溝はコンシーラーで埋めて
ほうれい線の付け根や口角下の影は、老けた印象を強調します。コンシーラーで明るく見せて、まるでヒアルロン酸注射をしたかのように仕上げます。
パール入り暖色で影をカムフラ
目袋のたるみは、無理にたるみの影を消すのではなく、パール入りの暖かみのあるアイシャドウを塗ることで、涙袋のようにふっくらと見せることを狙って。
視線を集める〝上向き&ツヤ〟を全パーツに忘れずに
1:あらゆる毛を上向きに立ち上げて視線を上に
アイブロウマスカラ、マスカラを使い、眉とまつ毛は上方向にとかし上げます。目線を上に集めるだけでなく、イキイキと元気な印象に。
1:クリスタルクリアパウダー配合でまつ毛にツヤと透明感をプラス。ブルーミングラッシュ ニュアンスカーラー 02 ¥3,300(ジルスチュアート ビューティ)2:眉の毛流れをコートし整えます。洗練された眉に仕立てるダークブラウン。ジェルスルシル 102 ¥3,850<編集部調べ>(クレ・ド・ポー ボーテ)3:黄みや赤みの少ない肌馴染みの良い王道ブラウン。ふんわりとした眉毛に仕上がります。インディケイト アイブロウパウダー 01 ¥3,850(セルヴォーク)
2:ツヤと血色をリップで出して仕上げて
上唇のボリュームをしっかり描くと、顔の余白が減りよりリフトアップされた印象に。ツヤのあるリップを選べば、唇そのもののハリも演出できます。
瞬時にとろけてツヤをプラス。洗練された印象のヌーディ色。ルージュ ヴォリュプテ キャンディグレーズ 4 ¥4,730(イヴ・サンローラン・ボーテ)
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