【レシピ】ハルマキ100本ノック 70本目 はんぺん、新ゴボウ、紅ショウガの春巻き
「春巻きは楽しい」「春巻きは簡単で美味しい」をモットーに、毎週1本ずつご紹介する「ハルマキ100本ノック」。
ノックを打つのは、銀座にあるワインセラーローゼンタールの店主・島田由美子さん。
春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中の具材が変わることで、ファンも多いのです。まだまだ100本達成への道のりは遠いですが、日々の暮らしのなかで春巻きが、皆さんの身近な存在になったら嬉しいです。
巻いて欲しい素材のリクエストやご質問なども大歓迎。(herself@kobunsha.com)まで、いつでもお待ちしています。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは春巻き3本分(春巻きの皮3枚分)の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
70/100
はんぺん、新ゴボウ、紅ショウガの春巻き
「はんぺんはすり身の替わりになるの」と教えてくれたのは常連のAさん。彼女は伊達巻に加えるとか。いただいたらフンワリと美味しいのでした。敬愛するエッセイスト、石井好子さは、はんぺんでクネル(リヨン地方の魚のすり身料理)を作っていたし、「よし、私も」と、はんぺんすり身を皮で巻いてみたら、薩摩揚げのような、おつまみ春巻きができました。
【材料】3本分
- はんぺん…1枚
- 新ゴボウ…15㎝
- 紅ショウガ(汁けをギュッと絞った状態で)…10g
- 春巻きの皮…3枚
- サラダ油…大さじ4
【作り方】
1.はんぺんをボウルに入れ、手で握りつぶしてペースト状にする。
2.ゴボウと紅ショウガを粗くみじん切りにし1に加え、さらに青海苔を加えてよく混ぜる。
3.春巻きの皮の上に2を載せ、スプーンの背でペタペタと叩いて平らに整え、きっちり巻く。
4.フライパンにサラダ油を入れ弱火で温めたら春巻を並べ、そのままの火加減で揚げ焼きする。
5.すべての面が美味しそうなキツネ色になったら、油を良く切って斜め半分に切り分ける。
【合わせたいお酒】
何といってもビール! 生ならなお良し。
【動画でも作り方を紹介しています】
【前回の春巻きはこちらから:ホタルイカとベビーコーンのミニ春巻き】
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
03-3574-8758
営業時間: 18:00~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子
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