料理家という仕事柄、たくさんの器や調理道具をお持ちのワタナベマキさん。
そんなワタナベマキさんがこよなく愛しているのが「器としても使えるすり鉢」です。

今回は、旬の食材を組み合わせた春らしく爽やかな一品を紹介します。

グリンピースと新じゃがいものマッシュ

【材料】２人分
グリンピース（さや付き）…１５本
新じゃがいも…３個
新玉ねぎ…１／２個
ミントの葉…７〜８枚
白ワイン…８０ml
オリーブオイル…大さじ１
塩…小さじ１／２
バゲット…適宜

１.グリンピースはさやから実を取り出す。
２.じゃがいもは皮をむいて６等分のくし形切りにする。新玉ねぎは十字に切る。
３.鍋に１、２、白ワイン、オリーブオイル、塩を入れて中火にかける。ひと煮立ちしたら弱火にして蓋をし、時々混ぜながら７分蒸し煮にする。
４.じゃがいもがやわらかくなったらすり鉢にうつして、すりこぎでつぶす。

５.全体がなじんだらミントを加えてさっと混ぜ、オリーブオイル適量を回しかける。好みでバゲットを添える。

「ミントのフレッシュな香りが、グリンピースと新玉ねぎのやさしい甘みを引き立てます。バゲットにたっぷりのせてどうぞ」

前回の記事はこちらから（牛肉のフォー）

【PROFILE】
ワタナベマキ：料理家。グラフィックデザイナーを経て「サルビア給食室」として料理家の活動をスタート。著書多数。新刊は『ワタナベマキの台湾食堂』（KADOKAWA）。
Instagramアカウントは@maki_watanabe

撮影／馬場わかな　文・構成／高田真莉絵

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