夏が来る前に、エアコンの「試運転」をした方がいい理由とは【熱中症対策】

夏に近づき暑くなってくると、そろそろエアコンを使い始めようかな?と思い始めているご家庭も多いはず。今年も猛暑が予想されているので、熱中症対策のためにもエアコンの使用は必須!しかしながら、夏前にエアコンに問題がないかを確認する「試運転」をしている人は少ない模様。いざ使おうと思ったら動かない!…なんてトラブルが無いよう、夏前にエアコンの「試運転」をした方がいい理由と、その方法をご紹介します。

熱中症で緊急搬送された人の、3分の1以上は「室内」で発生している!

昨年(令和3年5月~9月累計)、熱中症で緊急搬送された人は、4.7 万人以上となっており、年齢区分別でみると、高齢者が最も多く、次いで成人、少年、乳幼児の順となっています。(※1)
また、発生場所は、住居が 39.4%と最も多く、次いで道路 が 17.5%、仕事場が11.1%となり(※2) 室内での発生が全体の3分の1以上を占める結果となっています。意外と見落としがちな室内でこそ、熱中症対策が必要です。
※1、2 総務省消防庁 令和3年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況

夏が来る前に重要なのは、エアコンに問題がないかを確認する「試運転」

夏直前だと工事が立て込んて

夏直前だと工事が立て込んでしまう可能性があるため、経済産業省、エアコンメーカー各社が、夏シーズン前でのエアコンの試運転を推奨しています。三菱電機 霧ヶ峰 PR事務局では、東京・大阪在住の高齢(65歳以上)のご両親を持つ男女600名に対し、“ご自身”と“ご両親”の エアコンの使用状況や試運転の実施状況について調査を実施。調査によると、エアコンの試運転に関しては、必要と思うものの、実際に試運転をしている人は少なく、意識と実態にギャップがあることが分かりました。また、ご両親のエアコン試運転についても実施している人が少なく、ご両親のエアコンまでは手が回っていない実態がわかりました。

夏前にエアコンの「試運転」をした方がいい理由とは

    夏直前だと工事が立て込んて

    【理由1】エアコンの設置・修理工事は「6月~8月」が繁忙期!
    7月の設置・修理工事は4月の約2.4倍以上。その中でも梅雨明けする7月からお盆明けの8月までの気温が最も高い時期は、多忙を極めます。また、7月・8月は水漏れ不具合などの問い合わせが多く、エアコンが必需品になってくる時期。さらに、エアコン以外の家電製品の修理、取付工事の繁忙期もエアコンの繁忙期と重なるので、夏、エアコンが本当に必要な時に、すぐに設置・修理ができない可能性が大!

    夏直前だと工事が立て込んて

    【理由2】熱中症で倒れる人で最も多いのは高齢者!家族のエアコンも余裕のある夏前に確認を
    調査によると、今年は「ご両親のエアコンの試運転をできていない人」が61.4%と、昨年の結果55.8%と比べ、5.6%増加しました。 まだまだご両親のエアコンの試運転までは行き届いていないことが明らかになりました。また“ご自身”のエアコンが「使用年数11年以上、または何年経っているかわからない」人は32.6%という結果に対し、“ご両親”のエアコンが「使用年数11年以上、または何年経っているかわからない」人は46.2%となり、“ご自身”のエアコンと比べ、“ご両親”のエアコンは古いエアコンのままであったり、そもそも使用年数について把握できていない人も多く見られ、夏本番を前に気になる結果となりました。電話やメールでも確認できるので、ご両親のエアコンも試運転して熱中症対策をしましょう。

簡単!エアコン試運転の3ステップとチェックポイント

    夏直前だと工事が立て込んて

    【STEP1】
    電源プラグやコンセント、室外機まわりをチェック

    安全に使えるようまず点検をします。

    チェックポイント
    □ ほこりや詰まりがないか?
    □ 変色、がたつき、ゆるみがないか?
    □ 電源コードを束ねたり、延長コードを 使用したりしていないか?
    □ 電源コードに傷がついていたり、途中 で接続されていないか?
    □ 室外機の前に室外機の風通しをふさぐ ような障害物を置いていないか?

    ・電源プラグにほこりが付着している場合は、乾燥した布できれいに拭く。
    ・延長コードは使用せず、電源コードは束ねずに 使用する
    ・電源プラグの変色、コンセントのがたつき、ゆるみ、電源コードの傷つき、途中接続がある場合は、使用を取りやめ、電源プラグを抜いた上で、安全点検を依頼する。

    夏直前だと工事が立て込んて

    【STEP2】
    エアコン内部のチェック

    冷房の効率を下げないためエアコン内部のフィルターの汚れをチェックします。

    チェックポイント
    □ フィルターが汚れていないか?

    【エアコンの吹出し口やファン、熱交換器に カビが生えて気になる場合】
    お買い上げの販売店またはメーカーの修理窓口にご相談の上、室内機の洗浄を行ってください。ご自身で室内機の洗浄は行わないでください。誤った洗浄剤の選定・使用方法で洗浄を行うと、樹脂部分が破損したり、水漏れなどの原因になります。また、洗浄剤が電機品やモーターにかかると故障や発煙・発火の原因になります。

    夏直前だと工事が立て込んて

    【STEP3】
    30分エアコンを試運転する

    最後に冷房の設定温度を最低にして30分程度運転し、風の冷たさや水漏れの有無を確認します。

    チェックポイント
    □ ドレン水(結露した水)を排出する 屋外のドレンホースのねじれ、詰まり、先端につぶれがないか?
    □ 運転モードを「冷房」にして、設定 温度を最低にして運転。※3
    □ 10分程度運転して、室内機の吹き出し口から冷たい風がでているか確認
    □ さらに20分程度運転して、室内機 から水漏れがないか確認
    ・動かないときや、リモコンの表示が薄いときは リモコンの電池を交換。
    ・風が出ていないときはメーカー、販売店に連絡。
    ※3 環境温度より設定温度が高い場合、冷房ではなく送風運転になることがあります。最低温度に設定し、確実に試運転を行ってください。

    ▶正常に運転できた場合は設定温度を 元に戻して、運転を停止しましょう。
    ▶異音や異臭、その他異常があった場合はメーカー、販売店へ連絡。

電話・メールでも、ご家族のエアコンの「試運転」確認ができます

電話やメールで試運転の確認を
リモコン画面が どう表示されているか聞きましょう。 (画像は 2021年モデル R シリーズ のリモコン画面)

電話やメールで試運転の確認を行う方法
①エアコンを「冷房」に設定し、リモコンで設定温度を最低にするように話した後、「リモコンの画面は冷房になっている?」「リモコンの画面の設定温度は何°Cになっている?」と確認。
運転モードを「冷房」にし、設定温度を最低にして運転してもらうようにしましょう。その時に、間違った操作 をしていないか確認するためにリモコンの画面は「冷房」か、設定温度は何°Cになっているかを聞いて確認 しましょう。春先に冷房運転をしようとすると、夏と比較して外気温や室温が高くないため、運転モードを送 風運転にしてしまう可能性があります。従って、最低温度に設定されているかを確認することが重要です。 リモコンの設定が正しいことを確認したら、すぐに冷風はでないので電話の場合は1度通話を切りましょう。
②試運転開始から10分後、「エアコンの吹出し口に手を当てて。冷たい風は出ている?」と確認。
10分後に再度連絡を取り、エアコンの吹出し口に手を当ててもらって、冷たい風が出ているか聞きましょう。問題なく、冷たい風が出ている場合は、エアコンは正常に動いていることになります。最後に設定温度を 元に戻して試運転は終了です。設定温度が低いままだと夏に運転した時に寒くなりすぎるので、必ず ご両親に元の設定温度に戻したか、再度リモコンの設定温度の表示を読み上げてもらって確認してください。
▶冷たい風が出ない、異音や異臭、その他異常があった場合はメーカー、またはお近くの販売店へ連絡ください。

できれば…室外機も確認 「
室外機の周辺は風通し良くしましょう。

できれば…室外機も確認
「エアコンの室外機の前をふさぐ物を置いていない?」と確認。室外機の周辺は熱がこもりやすくなっていると、夏場には室外機の周辺が高温になり、冷房が冷えにくくなることがあります。ご両親が室外機の周辺を見に行ける場合は、室外機の周辺を見てもらいましょう。 室外機の前をふさぐような植物などの障害物が置いてある場合は室外機の前から移動するようにお願いしましょう。

[hidefeed▼詳しくはこちら
]https://www.MitsubishiElectric.co.jp/home/kirigamine/special/oshiete/pdf/200428_vol1.pdf[/hidefeed]

ちなみに…自身でエアコン内部のクリーニングを行うのはNG!

故障の原因になる事も!市販のエ

故障の原因になる事も!市販のエアコン掃除スプレーを使用したことがある人は約5人に1人
エアコンをどのように掃除しているかの調査結果では「市販のエアコン掃除スプレーを使い、自分で掃除している」方が21.8% ※4 いる事が判明。市販のエアコン掃除スプレーは、エアコンの故障や破損、性能の悪化につながることがあります。エアコン内部をキレイにしたい場合は、お買い上げの販売店またはメーカーの修理窓口にご依頼を。また、もし試運転して不具合が発見されたとしても、自身での修理などは行わないように。特にエアコン内部の洗浄では、誤った洗浄方法で行うことで 内部部品の破損による水漏れや電気部品の故障などを引き起こす可能性があります。必ず専門知識を持つ業者にご相談ください。

[hidefeed▼詳しくはこちら
]https://www.MitsubishiElectric.co.jp/home/kirigamine/special/pdf/caution_self_clea ning_202201.pdf[/hidefeed]

三菱電機はお悩みを解消する情報を発信中

三菱電機はエアコンにまつわるよくあるお悩みに耳を傾け、役立つ情報を発信しています。
https://www.MitsubishiElectric.co.jp/home/kirigamine/special/oshiete/

【調査概要】
グラフ1~5 / ※4 「市販のエアコン掃除スプレーを使い、自分で掃除している」方
調査対象者: 東京・大阪在住の50~69歳の男女600名
調査方法:インターネット
調査期間:2022年4月6日(水)~4月8日(金)

グラフ6:2021 年相談件数推移(三菱電機調べ)

お問合せ先:三菱電機 霧ヶ峰PR事務局