【レシピ】ハルマキ100本ノック 72本目
「春巻きは楽しい」「春巻きは簡単で美味しい」をモットーに、毎週1本ずつご紹介する「ハルマキ100本ノック」。
ノックを打つのは、銀座にあるワインセラーローゼンタールの店主・島田由美子さん。
春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中の具材が変わることで、ファンも多いのです。まだまだ100本達成への道のりは遠いですが、日々の暮らしのなかで春巻きが、皆さんの身近な存在になったら嬉しいです。
巻いて欲しい素材のリクエストやご質問なども大歓迎。(herself@kobunsha.com)まで、いつでもお待ちしています。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは春巻き3本分(春巻きの皮3枚分)の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
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春キャベツの春巻き三種
キャベツ+好きな具材1種で、いろいろ楽しむ春巻き
この世にキャベツがなかったら、トンカツもお好み焼きも、野菜炒めも限りなく寂しくなることでしょう。主役を引き立ててくれる名脇役キャベツ。どんな素材とも合うところがエライです。甘くて美味しい春キャベツが出回るこの時期、好みの具をプラスしてマイハルマキを作ってみませんか? シンプルに1種だけプラスするのが、美味しさのコツです。
【材料】3本分
- 春キャベツ…6枚
- 塩…ひとつまみ
- 春巻の皮…3枚
- サラダ油…大さじ4
今回、キャベツと合わせたのは
- 塩昆布…15本
- 青海苔…小さじ2
- ブラックオリーブ…4粒
【作り方】
1.春キャベツは芯を取り、5㎜幅くらいに太目の千切りにしボウルに入れ、塩をまぶして、しんなりするまで30分ほど置く。※しんなりさせないと、火を入れたときに皮が破れやすくなるので大事!
2.ブラックオリーブはみじん切りにする。
3.1の水けをギュッと絞ったら3つのボウルに分け、それぞれに1種ずつ具材を加え、よく混ぜる。
4.春巻の皮に3を載せ、ギュッと抑えながら、しっかり巻く。
5.フライパンにサラダ油を入れ、弱めの中火で温めたら春巻きを並べ、そのままの火加減で揚げ焼きする。
6.すべての面が美味しそうなキツネ色になったら油を良く切って、半分に切り分ける。
【合わせたいお酒】
焼酎ハイボール(麦がおすすめ)、または白ビールに軽くレモンを搾って。
ちょこっとアドバイス
ご参考までに、「キャベツに合う台所にありそうなもの」を考えてみました。
焼き海苔、海苔の佃煮、ちりめんじゃこ、桜えび、ロースハム、チーズいろいろ、柴漬けなどの漬物、紅生姜、塩麹、かつお節、粒マスタード、クミンシード、辛子明太子、塩辛、わさび漬け、アンチョビ、何かのふりかけ、などなど。
調味料以外は水分の少ない素材を選んで、アクセントとして加えることがポイントです。自由に組み合わせて、myハルマキを作ってみましょう。
【前回の春巻きはこちらから】
グリーンピースとシラスの春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。J-WAVE 「KURASEEDS」でもハルマキ100本ノックについて紹介いただきました!
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
03-3574-8758
営業時間: 18:00~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子
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