１日の始まりはベランダから

この頃は身体のサマータイムのスイッチが入ったようで、5時過ぎに目が覚めるようになりました。
晴れた日の朝は、ベランダの水やりから1日が始まります。

大きな鉢植えの株元に水をたっぷり与え、その後はシャワーを使って葉水をシャーっと。キラキラ〜っと、嬉しそうに輝く植物を見ているうちに体の芯まで目覚めていきます。水やり後は、花がらを摘んだりしながら、その日にやることを考えながら頭の整理。陽を浴びることで気分も上がってやる気が出てくるので、ベランダ仕事は手がかかりますが、とても大切な時間だと思っています。そうここ最近、梅雨前どきで雨の日が続くと、植物がぐんぐん大きくなるのでベランダに出てパトロールするのが楽しみです。

柚子の実が指の爪サイズに。レモンも順調に大きくなってきました。小さくてもレモンの形！　当たり前のことですが、ミニチュアみたいでかわいい〜。

毎年たくさんの実をつけてくれるハラペーニョも花をつけ始めました。もう10年近く育てているので、茎も木質化していて丈夫なのであまり手をかけてあげていないな…。今年もピクルスをたくさん仕込みたいので、そろそろ手入れしてあげないと。

いちじくも赤ちゃんがたくさんつきました。今年もたくさん収穫できるといいな〜と、ベランダに出ると、曇っていた顔もパッと明るくなるほど、ごきげんな６月のベランダなのでした。

こてらみや
料理家。毎日食べたくなるような、素材の持ち味を生かしたシンプルな料理を得意とする。休日の楽しみは、ベランダで収穫した果物やハーブを使ってびん詰めを仕込むこと。著書に「魔法のびん詰め」（三笠書房）など。instagramアカウントは @osarumonkey

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