探し物がすぐ見つかるタグ「Tile」ってなにがスゴい?4種を比較してみました

スマートトラッカー(忘れ物防止タグ)「Tile」

リモコンがない!あー、「リモコン!」って呼んだらリモコンが「ここにいるよ」って返事してくれたらいいのに!……そんな風に思ったことはありませんか?そんな時に便利なアイテムが「Tile」です。今回はそんな「Tile」の便利な使い方をご紹介します!

Tileとは?

「Tile」のパッケージ。薄い箱に入っています

そのアイテム「Tile」はスマートトラッカー(忘れ物防止タグ)と呼ばれるものです。これまでも「なくしものが多い」という方々から定評のあったアイテムですが、昨年リニューアルしパワーアップ!失くしたくないものやカバンの中で迷子になってしまいがちなものにつけておくだけで、その居場所を見つけやすくしてくれます。

「Tile」はスマートトラッカー(忘れ物防止タグ)です。Tileを取りつけたものを探したい場合には、

  • 連携しているスマートフォンのアプリからその場所を地図上で確認する
  • アプリを操作をしてTileの音を鳴らす

ことでその場所を特定することができます。TileはBluetoothで接続され、その最大接続距離は約120m。120mを超える範囲でもタクシーや駅などに設置されている「Tileアクセスポイント」や他のTileユーザーによってその居場所がTileネットワーク経由で共有され、広い範囲で居場所を確認することができるようになっています。

カギなどにつけやすいタイプ、サイフなどに入れやすいカードタイプ、そしてリモコンなどに貼り付けることのできるボタンタイプなど、形状が豊富なのが魅力!

様々な用途に応じ4種類の形状があるTile
様々な用途に応じ4種類の形状があります。それぞれの使い方を見てみましょう。

Tile Mate(2022)はキーホルダーにつけやすい万能サイズ

Tileを手に持った様子

まずは正方形の「Tile Mate」を使って基本的なTileの使い方をチェックしていきましょう!なんだか設定とかが難しそうだな……と思っていたのですが、Tileアプリをダウンロードすると、その手順も丁寧に画面上で解説してくれました!

1.まずはTileアプリをダウンロードします。

2.新規登録をタップしましょう。

3.「Tileを起動」をタップします。

4.メールアドレスとパスワードを登録します。

5.早速購入したTileを登録しましょう!

6.まずは何につけるかを選択します。


そして登録画面で、本体の「Tile」と書かれたロゴを押します。


そしてアプリ上で「次」をタップします。するとアプリとTileが連携され、登録は完了!1分ほどでカンタンにできました!


登録したTileの居場所を探したい場合には、アプリ上で「探す」をタップします。


すぐ近くにある場合には「近くにあります」と表示されます。家の中とかカバンの中とかの場合は音を鳴らして探すことができるので、「探す」をタップしましょう。するとTileから音楽が流れます!


すぐ近くにない場合でも、地図上で居場所を確認することができます(厳密には「最後にアクセスポイントに接続した場所を表示」します)。


逆に、Tileからスマートフォンを探すことも可能です。「Tile」と書かれたロゴ部分をダブルクリックすると、スマートフォンから音楽が流れ、画面上には「カギTileからスマホを呼び出しました」と表示されます。手元にTileはあるけれどスマホが見当たらない!という時には便利!

Tile Mate(2022)

「Tile Mate」はキーホルダーに取り付けができる穴が開いているので、カギや小物などはもちろんペットの首輪につけている方もいるのだそう!幅広く使用できるサイズ感が人気です。

商品名:Tile Mate(2022)
価格:¥3,280(税込)
電池寿命:約3年(電池交換不可)
商品サイズ:38×38×7.2㎜

Tile Pro(2022)はクルマのカギになじむデザインで電池交換も可能

Tile Pro
「Tile Pro」は長方形の形状で、クルマのカギにつけても馴染むデザインが特徴です。

さらに、「Tile Pro」だけの特徴は電池交換ができること!他は約3年間の使い捨てとなりますが、Tile Proはボタン電池(CR2032)を交換することで半永久的に使用することが出来ます。

商品名:Tile Pro(2022)
価格:¥4,680(税込)
電池寿命:約1年(ボタン電池交換式)
商品サイズ:58×34×7.7㎜

Tile Sticker(2022)はシ-ルタイプだから使い方は無限大!

ボタン型のTile Sticker
続いては「Tile Sticker」。2022年モデルから新たに登場したボタン型タイプで、裏面に貼り付けが可能なシールが付いているのが特徴です。


小さくてどこにでも貼り付けできるので、たとえばリモコンに貼ったり……

パソコンや自転車に貼って盗難対策として活用するのも良いですね!さらに面白い使い方をしている方は「スキー板に貼ってゲレンデで見つけやすくする」という方も。通信は4G・5GではなくBluetoothなので、電波の届きづらいゲレンデでも使えるからというわけです。同じく電波の届きづらい山や川などでキャンプ用品に貼り付けて活用するのも良いですね!

商品名:Tile Sticker(2022)
価格:¥3,780(税込)
電池寿命:約3年(電池交換不可)
商品サイズ:27×8.2㎜

Tile Slim(2022)はカードタイプでサイフに入れやすい

カードタイプのTile Slim(2022)
最後にご紹介するのは「Tile Slim」です。クレジットカードとほぼ同じ大きさのカード型になっていて……

薄さは2.5mmのTile Slim
こんなに薄いんです!その薄さは2.5mm。

そのため、お財布や定期入れなどに入れてもとってもスマート!薄いので全くかさばらないのがいいですね。両面テープなどでお子様が使用するタブレット端末に貼り付けておくことで紛失対策にするのも良いかもしれません。

商品名:Tile Slim(2022)
価格:¥4,680(税込)
電池寿命:約3年(電池交換不可)
商品サイズ:54×86×2.5㎜


4つの種類を検討してみて、私は一番カードタイプの「Tile Slim」が便利だなと感じました!お財布やカバン、様々な場所に入れても目立たずかさばらないこと、そして両面テープなどで張り付ければどこにでも馴染むことから汎用性があると思ったからです!

皆さんも様々な用途に応じたタイプから、自分がなくしたら困るものに「Tile」をつけておきましょう!

Tileが買える場所:ローソン、Amazon.co.jp、Yahoo!ショッピング、+Style、SoftBank SELECTION、楽天ブックス、ひかりTVショッピング、全国の家電量販店(ビックカメラ・ヤマダ電機・エディオン・ケーズデンキ・ジョーシン・ノジマ・ヨドバシカメラ)など

お問い合わせ先:https://thetileapp.jp/

取材・文/松本果歩