日テレ・後藤晴菜アナ「SNSは相手のことを知り、自分のことも知ってもらうためのツール。一長一短はありますが…」

「私服がオシャレ!」とインスタグラムをフォローしているCLASSY.スタッフが多く、一度お話を聞いてみたくて取材を申し込んだ日テレの後藤アナウンサー。当日の私服もワンピにシャカシャカアウターで、「毎月CLASSY.読んでます!」と嬉しいお言葉。ファッションだけでなくキャリアの悩みや結婚観――いい意味で等身大、共感しかないインタビューになりました。

相手のことを知り、自分のことも知ってもらうためにSNSを使っています

入社して10年目になり、後輩も
ブラウス¥15,950(ハッシュニュアンス/オンワード樫山)パンツ¥27,500(エッフェ ビームス/ビームス ハウス丸の内)サンダル¥30,800(ツル バイ マリコ オイカワ)ピアス¥38,500(マリハ)イヤカフ¥18,700シルバーリング¥26,400オニキスリング¥63,800(すべてココシュニック)ハートリング¥14,080(ステラハリウッド)

入社して10年目になり、後輩も増えてきた中で、周りの人とより良いコミュニケーションをとるには、相手をよく知り、自分自身も知ってもらうことが大事だと思っています。幸い今の私にはSNSで発信する場があるので、最近の私がどんなことを考えてどう過ごしているのかを後輩も見てくれていて、それがコミュニケーションのきっかけになることも多いです。SNSを始める前は時間帯によっては何カ月も会えない同僚もいたので、SNSをきっかけに交わることが増えるのはいいことだなと思っていて。SNSで繋がっていると、「最近あのコ、何しているんだろう?」ということもないし、実際に話していなくてもお互いの近況を知ることができる。一長一短はあるかもしれませんが、コミュニケーションツールとして上手く活用していきたいです。
後輩と接する上で心掛けているのは、自分の常識や固定概念を押し付けずに、時代に合わせて考え方をブラッシュアップすること。昨年、7年半担当した「Going!Sports&News」を2人の後輩にバトンタッチするタイミングで共有事項を整理していた際も、コロナ禍ですべての様式が変わってしまって、これまでの当たり前は過去のことだと実感。先輩の立場から「私の時代はこうだったよ」と伝えるだけではなく、一緒に新しいやり方を模索していく姿勢がお互いにとってプラスになるのかなと感じました。歳を重ねるとつい、新しいことを取り入れにくくなりますが、情報や知識、価値観を柔軟にアップデートして、自分で選択肢を広げられる人でありたいと思っています。

アナウンサーという肩書を私から取ったら何が残るんだろう

アナウンサーという職業は専門性は高いけれど資格があるわけではないので、この肩書きを取っ払ってしまったら何ができるんだろう?と考えることも。結婚を機にアナウンサーとしても女性としても第2章が始まったと思っていますが、何歳で○○をしていたいという明確な目標は立てていなくて。私のヨガインストラクターの資格取得もそうですが、今のアナウンサーには、過去や固定観念に固執しない新しいものを生み出す力が求められていると感じるので、軸を持ちつつも視野を広げてチャレンジし続けていきたいです。出産を経験したり、年齢を重ねることで新たな価値観に出合うかもしれないし、その変化を前向きに楽しみながら、その時その時のライフステージに合わせた選択を柔軟にしていきたいと思っています。

後藤晴菜さんのMY WELLBEING

披露宴では私以上に両親が大泣き

披露宴では私以上に両親が大泣きでした
挙式と披露宴は青山迎賓館で行いました。クリスマスシーズンだったので、赤をテーマカラーにお花で華やかにデコレーション。その他はプランナーさんにお任せ(笑)。TOMO KOIZUMIさんのケープは、ゲストの方からも大好評でした。

撮影/YUJI TAKEUCHI(BALLPARK) ヘアメーク/森ユキオ(ROI)スタイリング/児嶋里美 取材/坂本結香 再構成/Bravoworks.Inc