大草直子さんがほしい!と思ったのは「マノロ×ビルケンシュトック」の名品サンダル

Manolo Blahnik
for Birkenstockのサンダル

欲しいなあ! 前回に引き続き、すぐに完売してしまうのでしょうか ……。と、最初から、心の声が漏れてしまいました。

白のソール、クリアなストラップ。2世紀半もの歴史があるビルケンシュトックの名品、アリゾナが、こんなにクリーンにセクシーになるなんて。すごい。全く接点がないような2つのブランドがタッグを組むことで、「革新」は生まれるのですね。

このコラボレーションのスタートは、マノロ・ブラニクの姪で、ブランドのCEOでもあるクリスティーナ・ブラニクが、ビルケンシュトックのキャンペーンに登場したこと。国も背景も、もちろんプライスも違うブランドの出合いのストーリーが、こんな温かなものだったことを知り、ますます「欲しい」気持ちが強くなります。

サンダルで意外と目立つのがインソール(中敷き)。そしてもちろん、ヒールやヒール裏も。すべてがきっぱりとした白―― 光のような白があることで、どんなコーディネートも清潔に、そしてスポーティになります。

ニューヨークのマダムのように、ゆるっと着たパンツスーツに合わせたいなあ。もしくは、パリのマダムのように、花柄のワンピースに。はい、実はどんなスタイルにもフィットするんです。クリアなストラップを生かして、ペディキュアとのコントラストも楽しめます! 秋の初めには、カシミアのソックスで履いても良いかも♡

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サンダル[H2.5cm]¥59,400(マノロ ブラニク フォー ビルケンシュトック/ビル ケンシュトック・ジャパン カスタマーサービス)

大草直子・スタイリスト、エディター。1972年東京都生まれ。「ヴァンテーヌ」 (現在休刊)の編集者を務め、その後フリーランスに。『飽きる勇気』(講談社)が好評発売中。今年のテーマ、「旅するように仕事する」を、ちょっとずつ実践。6月にはメキシコへの旅行を計画中。

撮影/佐藤 彩 スタイリスト・取材/大草直子 ※情報は2022年7月号掲載時のものです。

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