【大人のアイライン】レジェンドが伝授する描き方のキホン
ヘアメーク人生42年の藤原美智子さんがずっと変えなかったメークのひとつが“アイラインの描き方”。時代が変わってもパーツの輪郭は変わらないから、変える必要がないのだとか。藤原さんのアイラインの描き方をマスターすれば、一生使えるテクニックに!ぜひこの機会に習得を。
▼あわせて読みたい
【レジェンド藤原美智子さん】40代50代が輝くメイクのコツって?
時代が変わっても輪郭は同じ。マスターすれば一生もの
トレンドは変化しますが、42年間、眉、アイラインとリップラインはずっと同じでした。各パーツの輪郭を本来あるべき形に整える役割なので、トレンドに影響を受けないのです。ポイントは、正しい位置を覚えてセオリー通りに描くこと。そして、最後にアウトラインを調節すること。同じように描いても、ぼかせば自然に、ぼかさなければシャープにと印象が変わります。大人の知性は細部の処理に表れるもの。少し練習が必要ですが、必ずマスターしてください。
美容学校卒業後、’80年より松永タカコ氏に師事。約2年半に及ぶアシスタント時代を経て独立。以降、42年間美容の第一線で活躍。’22年4月19日をもってヘアメークの活動を終了。
使うのはこれ1つだけ!
美ST世代が選ぶべきは扱いやすいリキッドライナー一択。色はブラックかダークブラウン、パールや赤みを感じるノーブルなブラウンでも。インディストラクティブルアイライナー 02 ¥3,850(THREE)
How to Make-up
アイラインが綺麗に描けると、目幅が広がり、ぼんやりした目元もパッチリ。順番は眉より先、アイシャドウの後に。根元が見えるよう鏡は少し下から覗いて。眉を軽く上げると見えやすい。
①まつ毛の上からブラシを入れて隙間を埋めたら、まつ毛の内側も同じように。隙間を残さないで。
②目尻は自然に目のフレームに沿ってなだらかに。
③目尻のまつ毛下の三角地帯の塗り漏れに注意し、
④最後に太さを調節した後、輪郭を綿棒でぼかして。
\ポイント/
アイラインを描くときは、鏡は少し下にセットしてからメークを始めて。
こちらの記事もおすすめ
ヘアメークのレジェンド藤原美智子さんのこの春おすすめのメークを教えてもらいました。ポイントは「ツヤ」。上品なつやを仕込むことで、周りも明るくなれるような元気な表情が手に入ります。
2021年4月9日 20:00
40代・50代がやりがちな平均メークは知りうるテクを総動員した細部までこだわりを感じるしっかり美人メーク。でも、ちょっと今どきじゃない。メークも抜け感が大事。メーク界のレジェンド藤原美智子さんが40・50代の正解メークを教えてくれました。
2020年3月14日 20:00
「本当に透き通るように綺麗な肌!」と業界内でも絶賛する声が後を絶たない、女優・真飛聖さんの透明美肌は日々のお手入れの賜物。肌と対話しながらのスキンケアを怠らないと話す真飛さんも「使ってすぐ、肌がものすごく喜んでいるのがわかったんです!」と絶大な信頼を寄せるのが、クレ・ド・ポー ボーテの最新ブライトニング美容液“セラムエクラS”。先端研究と極上の使い心地を両立し、美容好きからの支持を集め続ける新名品のすべてを紐解きます。
2022年7月1日 12:00
2022年『美ST』8月号掲載 撮影/峠 雄三〈人物〉、大槻誠一〈静物〉 ヘア・メーク/藤原美智子 モデル/橋本マナミ スタイリスト/Toriyama悦代(One8tokyo) 取材/大山真理子 編集/長谷川 智