【何を買う?いくら使ってる?】ママたちの“オシャレ適正価格”を聞いてみた!
High&Lowでオシャレを楽しむのは変わらなくても、ママになって変わったという選びの基準。高いからいいわけでも、安いからいいわけでもない。好きなファッションテイストもお仕事もバラバラなリアルママ3人の気持ちの変化を聞いてみました!
*掲載中のシャネルアイテムは私物につきシャネル ブティック、その他ブランドやショップへのお問い合わせはお控えください。
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リアルママ3人のオシャレの適正価格
独身時代とは全然違う
戦略的コスト意識、どう築かれた?
3人の話から見えてきたのは、単なるHigh&Lowコーデではなく、それぞれの投資戦略に基づいたアイテムの適正価格がありました。
一度は諦めた白ブラウス復活は
育児中も気分が上がる
〝ちょっといい価格〟
堤さん(以下、堤):出産前なら、ざっくりとファッション予算内で、トレンドアイテムや、季節の変わり目に欲しい洋服をバランスを考えて買い足していたけれど……。そもそも、子どもが生まれると「好きなもの」が着られない制約が出てきますよね。
吉田さん(以下、吉):そうそう! うちは2歳の双子の男の子なんですが、頑張って一張羅ブラウスを買ったのに全然着なくて(笑)。その後悔で、まだ汚される心配が少ない靴に投資して、子育てを頑張るテンションを上げています。
中居さん(以下、中):わかる! でも、我が家は一番下は3歳だけど上にお姉ちゃんたちがいて公園にもよく行くから気分を上げてくれる足元は、ブランド靴より〝ちょっといい〟スニーカーになったかな。
吉:子どもの成長とともに変わるんですね。やっぱりそのときの即戦力アイテムに投資するのが一番お得かも。
堤:たしかに〝ちょっといい〟って大切。私にとってはそれがブラウスなんですよね。元々、ワンピや甘い服が好きだったのですが、出産後、汚されて惜しくないプチプラや暗い色ばかりを買っていたら、気持ちまで暗くなっちゃって(笑)。汚されてもいいとは言わないけれど、そこだけは自分の好きなものを死守しようと。
中:そうだね! 諦めないのって大切。白は漂白できる!と自分に言い聞かせて私も買ってたかも(笑)。
堤:そうなんですよね。白は着られないと思っていたけれど、案外大丈夫!
母業ネイビー服は
オシャレに差がつくコスパ派
中:色でいうと、やっぱり送迎でネイビー服が必要になったけど、みんなはどう? 私は通っている園のドレスコードが厳しくないから、ネットのお値打ちブランドで探してて。
堤:私は元々好きなテイストだから投資派なんです。この春、先行投資と思って、オーダーメイドでコートワンピースを仕立てたばかり。
吉:素敵! 投資といえば、お二人のバッグやジュエリーを子どもに譲りたいという考え、うちは男の子だから憧れます。
堤:そんなことないですよ。私は義母からいただいて嬉しかったから。将来、義理の娘ができたら譲れますよ!
一同:息子くんたちの彼女のハードルが上がる(爆笑)
ブランド小物は将来子どもに
譲れるかまで見据えた名品を
中:うちは女の子3人だから、いずれ一緒に使えて譲っていけたらいいなと思って、〝かなりいい〟値段のバッグも長い目で見ればいい、2代で使えたら高くない! と言い聞かせて。
堤:私も夫の母が使っていたバッグをいただくまでは5万円くらいのトレンドバッグが多かったけれど、想いが詰まった大切に使ってきた品を受け継ぐのって新品とは違う良さがあって。娘が生まれてからその気持ちがより高まって、一生ものブランドに投資したいと思ってます。
吉:子育て中って、プチプラブランド頼りなのが前提だけど、諦めず楽しめるファッションこそ今の私たちに必要!「好き」には〝ちょっといい〟〝かなりいい〟の適正価格があっていいですよね。
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撮影/木村 敦(人物)、清藤直樹(静物) ヘア・メーク/小松胡桃〈ROI〉 取材・文/嶺村真由子 編集/石川穂乃実
*VERY2022年7月号「リアルママ3人のオシャレの適正価格」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。