今年の夏、キャンプデビューするという方もいらっしゃいますよね。どんなファッションで行くのがベスト?と迷うことも多いのでは。Mart読者で、6歳の双子のママの狩野玲子さんもまさに悩めるお一人。「夏にSNSで知り合った仲間との大きなキャンプイベントに参加するのですが、どこで何をそろえればよいのか迷ってしまって」。
そのキャンプイベントのスペシャルな会として、有名スタイリスト・長友妙子さんからキャンプファッションのコーディネートアドバイスをもらえる会が開かれ、参加されたそうです。狩野さんはどんなコーディネートに辿りつたいのでしょうか?
まずは気になるものをワークマン女子でチェック!
訪れたのは「ワークマン女子 イグジットメルサ銀座店」。参加者それぞれ、思い思いに気になるアイテムをチョイスしていきます。狩野さんが選ぶポイントは
- 少し大きめなサイズを選び、オーバーサイズなシルエットにしたい
- できたら普段使いもできるアイテムを選びたい
の2点とのこと。
最初に手に取ったのは、こちらのパンツ。
名前の通り、撥水加工はバッチリ。アウトドアはもちろんのこと、移動や座りっぱなしが多い旅行時や、ヨガパンツとしても活躍する万能なアイテムです。さわやかなミントブルーのLサイズを選びました。
続いて選んだのはこちら。
このレインジャケット、背中のファスナーを開けるリュック分の余裕ができ、雨の日でもリュックを守ることのできるもの。お子さん連れで雨の中歩くことも多い狩野さんには、普段使いも頼れる嬉しい工夫です。タウンユースやすいタータンチェックのLLサイズを選びました。
スタイリスト長友妙子さんがアドバイス!
試着室で早速試着を、今回のコーディネート会のアドバイザーである、スタイリストの長友妙子さんに見ていただきました。
「選ぶ楽しみ」を知ると、ファッションはもっと楽しくなる!
長友妙子さんは、著書本「繊細な人の仕事がうまくいくファッションのルール」でも、ビジネスマンのみならず、私たちにもまねできそうな着こなしのノウハウを惜しみなくレクチャーしてくれています。普段は芸能人や経営者の方など、エグゼクティブな方たちのスタイリングを手掛ける長友さんですが、今回のコーディネート会は、これまでのスキルを一般の方たちにシェアすることで、ファッションをもっと楽しんでもらえたらという思いがありました。
「ファッションって、何を着ようか考えて探すのも楽しみのひとつだと思います。なので、この回も、私がみなさんのコーディネートの提案をすべてするのではなく、あくまで裏方・アドバイスのみさせていただきました」(長友さん)。
狩野さんが選んだアイテムについて長友さんは
「キャンプではワイドパンツより、狩野さんが選んだような裾が狭まっているジョガータイプは、動きやすさは抜群、かつ、すっきり見えて着やせ効果もありよいですね!ここにビックシルエットのTシャツをインナーとして選ぶとよりまとまりますね」とのこと。また、小物として、斜め掛けのポシェットや今はやりのショルダーストラップを合わせると、よりアクティブなコーディネートになり、かつ、動きやすくなり実用的でもあることも教えてくれました。
完成したコーディネートはこちら
狩野さんにはこの後、長友さんのアドバイスを受けながら、Tシャツやポーチ、その他を自分で選んでみることに!出来上がったコーディネートはこちらです。
「帽子はワークマンのもの。サンダルは数年前に購入したkeen のユニーク。水にもそのまま入れるので今回のキャンプにピッタリです。ポシェットは合皮でカジュアルなものを。気を使わないで使えてお財布と携帯が入ります」(狩野さん)。そして、中に着るTシャツはユニクロの白をチョイスしました。
「アンシンメトリーなビックシルエットは、選んだパンツにも合いますね。パンツインして着れば、上下のバランスもよいですし、狩野さん、素敵なものを選べましたね」と長友さんからの嬉しいコメントも。
狩野さんと長友さんとお話していると、私もキャンプファッションコーデに挑戦したくなりました。 長友さんのアドバイスを参考に、みなさんも、ぜひ!
取材・文/新里陽子