賛否両論・笠原将弘さん「お弁当のおかずは全部茶色くていい」茶色スペシャル弁当

多忙の中、3人のお子さんのお弁当を日々作り続けている「賛否両論」マスターの笠原将弘さん。その〝父さん弁当〟には、毎日のお弁当作りに頭を悩ませるママたちへのヒントが隠されていました!今回は、おかずの彩りを気にしなくてもOKな「茶色スペシャル弁当」のレシピをご紹介します。

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笠原流・お弁当作りを頑張りすぎないルール
茶色くていい

SNSには彩り豊かなお弁当が溢れているけど、茶色だって最高。「茶色=美味しい」の証し。むしろ全部茶色くてもいいぐらい! 味のバリエに変化をつけた「いろんな茶色」を詰め込んで。

茶色スペシャル弁当

銀鱈照り焼き

◉材料
銀鱈切り身…2切れ
サラダ油…大さじ1

A
酒、みりん…各大さじ3
醬油…大さじ1

◉作り方

1.銀鱈の小骨を抜き、水気を拭いておく。

2.フライパンにサラダ油を引き、両面こんがり焼く。余分な油を拭いて、Aを加えて煮絡める。

鶏と筍の筑前煮

◉材料
鶏もも肉…1枚
(下茹でずみのもの)…1本
ごま油…大さじ1

A
酒、砂糖、醬油、みりん…各大さじ3

◉作り方

1.筍は約1.5㎝角に切り、水から火にかけ1回茹でこぼす。ざるにあけ、水気をきる。

2.鶏もも肉は3㎝角ぐらいに切る。

3.フライパンにごま油を引き、12を入れて炒め、鶏肉の色が変わったらAとひたひたの水(分量外)を加え、弱火にして20分ほど汁気がほぼなくなるまで煮る。

ウインナケチャップ炒め

◉材料
ウインナ…4本

A
ケチャップ…大さじ2
醬油…小さじ1/2
黒こしょう…少々

◉作り方

1.ウインナは食べやすい大きさに切り、フライパンで炒める。

2.焼き目がついたらAを加えて煮絡める。

甘い卵焼き

◉材料
卵…3個(溶いておく)
サラダ油…適量

A
だし汁…大さじ3
砂糖…大さじ1.5
醬油…小さじ1

◉作り方

1.Aをよく混ぜ合わせ、溶き卵に加えてよく混ぜ合わせる。

2.卵焼き器で焼く。

ちくわきんぴら

◉材料
ちくわ…3本(約5㎝の棒状に切る)
にんじん…50g(約5㎝の細切り)
ごま油…大さじ1
一味唐辛子、白ごま…各少々

A
酒…大さじ3
醬油…大さじ1.5
砂糖…大さじ1/2

◉作り方

1.フライパンにごま油を引き、中火でにんじんを炒め、しんなりしたらちくわを加え炒め合わせ、Aを加えて煮絡める。

2.一味唐辛子、白ごまを振る。

その他

ごはん…適量
酒悦の福神漬

市販品だって使っちゃう!

茶色弁当の隙間を埋めるなら、やはり茶色の福神漬けを最後に添えて。カリポリとした食感がアクセントに。

笠原将弘さん

日本料理店「賛否両論」マスター。テレビをはじめ、雑誌や料理教室など幅広く活躍。本格的でありながら作りやすく美味しいレシピは人気も高く著書も多数。一男二女の父でもある。

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料理/笠原将弘 撮影/福本和洋 スタイリング/竹中紘子 取材・文/佐々木陽子 編集/井上智明
*VERY2022年7月号「お弁当は「毎日卵焼きでもいい」理由」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。