「夏に、うつになりやすい人」に当てはまりやすいNG食生活3つとは

暑さで体力が低下しがちな夏。実は「うつ」のリスクも高まっています。今年のような猛暑が続くと体がだるくなるだけでなく、気分も落ちてしまう…。そんな人は「夏うつ」に要注意。今日からできる「夏うつ」対策でこの夏を乗り切りましょう。

食習慣からできる「夏うつ」対策3つのポイント

眠れないし食欲もない…それ、「夏うつ」かもしれません

実は食事や栄養素はメンタルに密接に関係しています。食生活を見直したり、プラスαで栄養を補うことをコツコツ続けるうちに、落ちていた気分も上向きになっていくはず。

    実は食事や栄養素はメンタルに密

    対策1.カフェインの入った飲み物を摂りすぎない
    カフェインを多く摂取して交感神経が働きすぎてしまうと自律神経のバランスが崩れ、「夏うつ」になりやすくなってしまいます。コーヒーや紅茶、エナジードリンクなどカフェインの入った飲み物は摂りすぎないように注意してください。

    実は食事や栄養素はメンタルに密

    対策2.炭水化物や甘いものの摂りすぎも要注意
    炭水化物やお菓子、甘い飲料水などはほどほどに。糖質を過剰摂取すると血糖値の急激な乱高下が起こって集中力が途切れたり、キレやすくなったり、急に眠気がさしたりと、日常の仕事やパフォーマンスに支障をきたします。結果としてうつ病の原因にもなるので要注意。

    実は食事や栄養素はメンタルに密

    対策3.サプリメントを上手に活用するのもお勧め
    メンタルケアにフォーカスしたサプリメントを試してみてもいいでしょう。ハーブを取り入れるならセントジョンズワートも「夏うつ」にいいと思います。薬と併用する場合は飲み合わせについて必ず医師に相談を。
    ローズウォーターにセントジョンズワートのエッセンスをブレンドしたカフェインフリーのハーブ抽出液。水や白湯に混ぜて寝る前に飲むのがお勧め。タンチュメール セントジョンズワート100g ¥2,808(Cosme Kitchen HERBORISTERIE/コスメキッチン)

お話を伺ったのは…

添田真帆先生
新宿ストレスクリニック梅田院・精神科専門医
医師の仕事と家庭を両立させながら、女性の精神科医として、女性特有のお悩みから様々な心のお悩みに対応しています。

イラスト/香川尚子 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc