意外と知らない「精神科」「心療内科」「メンタルクリニック」の違いとは?【メンタルケアのプロに聞きました】

任される仕事が増え、日々ストレスを抱えるCLASSY.世代。プライベートでも恋愛や結婚、家庭環境と悩みを抱えていても、誰にも話せず辛い思いをしている人が多いという現状が。そんなとき、専門家とのカウンセリングが心を軽くしてくれるかもしれません。

似ている4つの名称、何が違うの?

    任される仕事が増え、日々ストレ

    「心療内科」
    ストレスが原因の身体症状がある場合に治療できるところ。内科で受けた診断では説明がつかない偏頭痛、胃腸の不具合、動悸など、体の不調がある場合に受診します。病院なので症状によっては薬の処方があります。

    任される仕事が増え、日々ストレ

    「精神科」
    心療内科との明確な違いは設けられていませんが、区別するとすれば精神状態が明らかに前と違う場合に受診するのがこちら。落ち込み、無気力、うつ症状などを治療します。病院なので症状によっては薬の処方があります。

    任される仕事が増え、日々ストレ

    「メンタルクリニック」
    「心療内科」「精神科」という言葉が与えるインパクトの強さを抑え、患者がより気軽に通いやすい雰囲気づくりを目指す医院がつける名称。実際の診察内容は心療内科、精神科と同じで、医療行為になります。

    任される仕事が増え、日々ストレ

    「メンタルケアオフィス」
    カウンセリングを通してクライアントの心に寄り添うことが中心。お話しをしていく中で、考え方やものの捉え方を修正していくことも。必要があれば心理検査も行います。医療行為ではないので診断書の発行はありません。

教えてくれたのは…

公認心理師・山名裕子先生 「や

公認心理師・山名裕子先生
「やまな mental care office」を東京・青山に開設、日常のあらゆる悩みへのカウンセリングを行う。メンタルケアの大切さを伝えるため、メディア露出も多数。

イラスト/ヤマサキミノリ 取材/野田春香 再構成/Bravoworks.Inc