コクがあって香りがよく、普通のバターとはひと味違う発酵バター。レトロなパッケージもかわいく、パンにつけるのはもちろん普段の料理にも愛用しているというTRIBE会員の小笠原さんに、おすすめの使い方を聞きました。
ヨーロッパ式の伝統的な製法でつくられた「醗酵バター」
ヨーロッパでは古くから愛用されている発酵バター。最近では日本でも、発酵バターを使ったお菓子もよく見かけるようになりましたね。
発酵バターとは、原料となるクリームを乳酸菌によって半日以上発酵させてつくられたもの。
「小岩井 純良バター」は、120年の歴史を持つヨーロッパ式の伝統的な製法でつくられており、 選び抜かれた生乳のみから抽出したクリームを乳酸菌で丁寧に”醗酵”させた、芳醇な香りとコクが特長です。
パンやパンケーキに塗って
普段は、パンやパンケーキにそのまま塗って食べているという小笠原さん。小岩井は岩手でも有数の牛乳や乳製品の産地ということもあり、親しみがあるのだそうです。
「濃厚なのにクリーミーで意外とクセも少なく、どんなパンでも合います。お菓子に使われることが多いだけあって、はちみつをかけて甘みを足すとさらに美味しく感じます」
バターソテーに
小岩井 純良バターを使えば、バターソテーもひと味違った味わいになります。ほうれん草、厚切りベーコン、コーンの組み合わせは彩りも良く、子どもも大好きな味です。大人にとっては、ワインのおつまみにもぴったりのおしゃれな一品に。
炊き込みご飯のコク増しに
小笠原さんのおすすめは、炊込みごはんの仕上げにのせて、コク増しすること。
「岩手は海産物が有名なのですが、海鮮とこちらのバターも相性ぴったり。これからの季節は、ベビーホタテときのこの炊き込みごはんをよくつくります。仕上げにこのバターをトッピングして溶かし、コクと味に深みをプラスします。普通のホタテでもいいですが、ベビーホタテのほうがひと口サイズで食べやすくておすすめ」
ピラフのような洋風の雰囲気も出て、普段の炊込みごはんとは違った料理のように感じるのだとか。ホタテと発酵バター、間違いない組み合わせですね。
「小岩井 純良バター」はオンラインでのお取り寄せのほか、成城石井など扱っているスーパーも増えていますので、パンにお料理に、ぜひ試してみてください。
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小岩井乳業株式会社|小岩井とはなやぐ暮らし|
撮影/山下忠之 フードコーディネート/加藤彩子 取材・文/富田夏子