ヘアブラシ・くしの洗い方を素材別に紹介! 美髪のためには定期的な掃除が必要

放っておくと汚れてしまうヘアブラシ。美髪のためには、ほこりや皮脂汚れ、髪の毛がからみついたままにしておかず、定期的に掃除するのがベターです!

今回は、ヘアブラシ・くしの洗い方を素材別に紹介します。自分の使っているヘアブラシの素材をチェックして、ブラシを傷めない洗い方を知りましょう。

くし 洗い方
photo:@__.moonlight121

ヘアブラシは定期的に洗おう♡

汚れがついた状態のヘアブラシをそのままにしておくと、雑菌が繁殖してしまいます。そのまま髪に使用すると髪の毛や頭皮にも汚れや雑菌、カビが付着し、悪影響を及ぼす原因に

髪についた雑菌やカビは、頭皮の炎症やニオイのもとになる可能性もあります。せっかくシャンプーやヘアケアをがんばっていても、ヘアブラシが台なしにしていたらもったいないですよね。

ヘアブラシをきれいに保つためには、定期的に洗うことが大切です。

 

ヘアブラシを洗うときの注意ポイント4つ

お気に入りのヘアブラシをできるだけ長持ちさせるために、洗うときの注意事項をチェックしておきましょう。

デリケートな素材のブラシも多いので、事前に知っておくと安心です。

 

熱湯は使わない

ヘアブラシを洗うときに使用するのは、熱湯ではなくぬるま湯にしてください。

熱で素材にダメージを与えてしまい、傷んでしまうことがあります。

特にプラスチック製のヘアブラシは、熱湯で洗うと変形してしまう可能性もあるため、注意が必要です。

 

洗剤として重曹かシャンプーを使う

ヘアブラシの洗剤には、洗浄力の優しいシャンプーまたは重曹を使いましょう。

せっけんを溶かしたせっけん水で洗うのもOKです。

中性洗剤を使うのが基本で、アルコールや漂白剤入りの洗剤は向いていません。

 

しっかり乾燥させる

生乾きのまま使用すると、ヘアブラシ自体に雑菌が繁殖しやすくなります。

洗ったあとはしっかり乾燥させてから使いましょう。

乾かすときは清潔なタオルの上に、ブラシの毛先を下向きにして置いておくと乾きやすいです。

直射日光の当たらない、風通しのよい場所で乾かすとなおよいでしょう。

 

乾燥にドライヤーは使わない

洗ったあとすぐに使いたいからと、ドライヤーで乾燥させるのはおすすめできません。

熱が変形や傷みのもとになります。

できれば風通しのよい場所で、自然乾燥させるのがおすすめです。

 

【素材別】ヘアブラシの洗い方

ヘアブラシの洗い方は、素材によって異なります。

各素材に合った方法でお手入れすれば、より長持ちさせることができます。

まずは使っているブラシの素材を確認しましょう。

 

プラスチック製ヘアブラシの洗い方

プラスチック製のヘアブラシは、丈夫で水に強いので、お手入れは比較的簡単です。

洗面器にシャンプーか重曹を入れてお湯をはり、つけ置きしておくとスルッと汚れが取れます。

 

【手順】

  • ・指やつまようじで、できるだけほこりや髪の毛を取り除く
  • ・洗面器にぬるま湯をはり、シャンプーまたは重曹大さじ3杯を溶かす
  • ・数十分から一晩つけ置きする
  • ・歯ブラシでの汚れをこすって落とす
  • ・水でしっかり洗い流し、タオルで拭いてから乾燥させる

 

プラスチック製のブラシは汚れがこびりつきにくく、ほかの素材のものと比べるとお手入れがしやすいのが特徴です。

しつこい汚れには洗濯用洗剤を使ってもOKです。

 

洗う頻度:週1回程度

用意するもの:つまようじ、洗面器、シャンプーまたは重曹、未使用の歯ブラシ、タオル

 

木製ヘアブラシの洗い方

持ち手が木製のヘアブラシは、水に弱いので洗うときに注意が必要です。

乾きにくいため、湿ったままにしておくと雑菌が繁殖しやすくなります。

基本的に、木の部分は水につかないように洗うとよいでしょう。

素材を傷めてしまうのでつけ置きはNGです。

 

【手順】

  • ・指やつまようじで、できるだけほこりや髪の毛を取り除く
  • ・綿棒や布でブラシの間の汚れを落とす
  • ・まだ取れない汚れがある場合は歯ブラシにシャンプーをつけて洗う
  • ・洗面器にぬるま湯をはり、ブラシ面をつけてすすぐ
  • ・タオルで拭いてから乾燥させる

 

洗う頻度:週1~2回程度

用意するもの:つまようじ、洗面器、シャンプー、未使用の歯ブラシ、綿棒or清潔な布、タオル

 

獣毛製のヘアブラシの洗い方

豚毛や猪毛などの獣毛を使ったブラシは静電気が起こりにくく、髪をなめらかにとかすことができます。

しかし天然素材なので扱いが少し難しく、洗い方を間違えるとブラシが傷んでしまうので注意しましょう。

水洗いは向いていないので、どうしてもやむをえない場合以外は水にはつけずにドライクリーニングしましょう。

 

  • ・綿棒やつまようじで、ほこりや髪の毛を取り除く
  • ・根元部分はウェットティッシュで拭き取る
  • ・しっかり乾燥させる

 

市販の天然毛ヘアブラシ専用クリーナーなどを使うのもおすすめです。

 

洗う頻度:2~3日に1回程度

用意するもの:つまようじ、綿棒、ウェットティッシュ、あれば専用クリーナー

 

毎日のちょっとしたケアでお手入れが簡単に!

ヘアブラシは、普段からケアしておくと洗うときに楽です。

ちょっとした手間でできるケアなので、ぜひ挑戦してみてください。

 

髪の毛をこまめに取り除く

使用後にからみついた髪の毛は、都度取り除いておきましょう。

手で取るのが難しい場合は、綿棒やつまようじを使用すると簡単です。

しっかり汚れを落とすには、ヘアブラシ専用のクリーナーを使うのもおすすめです。

専用クリーナーは、ヘアブラシの隙間のほこりや毛を取り除けるアイテムなので、ひとつ持っておくと便利です。

 

ガーゼやストッキングをつけて使う

ヘアブラシにガーゼやストッキングをつけて使用すると、普段の汚れを防止できます

使い方は、ガーゼやストッキングをピンと張りながらブラシの根元までかぶせるだけです。

このとき、毛先を貫通させて、ブラシの根元までしっかり張るのがポイント。汚れが気になったタイミングではずして、新しいものに取り換えます。

こうしておくと汚れがつきにくくなり、洗うときの手間が省けます。

 

髪の健康のためにヘアブラシは定期的に洗おう!

ヘアブラシは汚れたままにしておくと、雑菌が繁殖しやすくなり頭皮の炎症やニオイのもとになってしまいます。

ブラシの素材に合った洗い方を知って、定期的にきれいにしましょう。日ごろから正しいお手入れをしておけば、ヘアブラシも長持ちします。

ヘアケアと同じように、ヘアブラシもケアして美髪を手に入れてくださいね♡

あわせて読む

ロングヘアは寝るときのケアで傷みにくくなる! ひと手間プラスで美髪になろう♡

Text_Akane