「光りもの」がトレンド入り!オシャレ達人の“地味見え解消”テクって?

半年、一年と先のシーズンを見据えるファッションディレクターの流行予測に注目。テーマは「光りもの」。憧れのセンスを持つ2人の発言とあって、俄然気になります!!

こちらの記事も読まれています

▶︎ママやファミリーに選ばれるおすすめコンパクトカーはこれ!

ファッションディレクターに聞きました!
久しぶりにやってきた光りものトレンド

秋は、ラメがくるって本当ですか?

AEWEN MATOPH ディレクター
二ノ宮和佳子さん

モデルとして活躍後、ファッションブランドのプレスやディレクターを歴任。2019年春夏に「イウエン マトフ」ディレクターに。私生活では6歳の男の子ママ。その親近感とファッションの感度の高さでVERY読者からの支持も厚い。

好きな服を着たい気持ち、服に
華やかさが欲しい気分が高まってきた

ベーシック流行りの後押しもあり、私自身もシンプルなスタイルばかりでしたが、「わっ可愛い」と思える服ってやっぱりいいですよね。若いころ好きだったスパンコールやビジューなどは、まさにそのひとつ。とはいえ大人が無理せず取り入れられるもの、目指しているのはミニマルな華やかさ。例えばスパンコールのトップスも、形はベーシック。素材だけを遊んでいます。イウエン マトフの服はそのバランスが多いはず。コーディネートも、遊びのある服こそシンプルにサラッとスラックスなどを合わせて日常使いしてほしいなとイメージしています。

二ノ宮さんデザインの
AEWEN MATOPHのスパンコールアイテム

一枚で。重ねて。使える両A面。二ノ宮さんも上の写真でインナーに着用。
トップス¥33,000

ツイードジレは昨年即完売したアイテムの今年版。ラメ混で光の加減で煌めく。
ジャケット¥42,000 スカート¥28,000(すべてイウエン マトフ/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店)

ファッションディレクター
小島令子さん

ヴィンテージのセレクトショップのバイイングなどを経て、現在はフリーランスとしてアパレル企業のコンサルティングやディレクションを手がける。9歳と4歳の女の子ママでもあり、カジュアルでいて、女らしいスタイルが話題。

シルバーとゴールドはジュエリー
みたいで圧倒的に合わせやすい

私のファッションにはメンズのビンテージ服がベースにあります。その無骨さに、女性らしさや繊細さを加えるmixが私の定番で、スパンコールやメタリックはその役割が果たせるので、ずっとワードローブのスタメンです。メタリックのシューズは合わせてみると抜け感になって、気分的にも上がる。派手にしたいというよりはオシャレのアクセントとして捉えています。逆に、オールマイティに思える黒の小物は、私はあまり持っていないんです。シルバーとゴールドはジュエリー感覚。特にシルバーは無彩色で合わせやすくてオススメです。

私物のメタリックシューズ

[左]メゾン マルジェラのタビブーツはメタリックで複数所有。[右]歩きやすい木型だというドリス ヴァン ノッテン。両ブランドも愛用歴20年とあってさすがのチョイス。

小島さんデザインのk3のシルバー箔ジーンズ

箔をカジュアルに楽しんで、と作られた一着。ホワイトデニム感覚で!
パンツ¥31,350(ケイスリーアンドコー/k3 OFFICE)

あわせて読みたい

▶︎全身「黒」も重くない!ブランドディレクター二ノ宮さんの私服をSNAP

▶︎VERYでカッコいいと話題!小島令子さんの憧れカジュアルスタイル

▶︎【間違いないオシャレ名品11選】VERYモデル&スタッフのアカウントで“共感買い”が続々!

撮影/魚地武大〈TENT〉 スタイリング/坂野陽子〈f-me〉 取材・文/塚田有紀子 編集/藤田摩吏子
*VERY2022年9月号「手堅い、秋の先物買いプラン」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。